Going on 14 ページ14
意識も朦朧としながらぐたりと岸くんの大胸筋に頬を押し付けていると、太腿の付け根を親指でゆっくりさすられた。
「ここ好きでしょ。Aさん、足弱ぇな〜」
「やっ・・・ばか・・・」
ぱちんとイタズラな手を叩いたけど、全然力が入らなくて笑われた。
ごろりと横に転がされ、上になった足を大きく開かれる。その左足は岸くんの腰に絡めるように回された。
「ん、あぁ・・・」
ゆっくりと抜き差しされて、ぞくぞくと下半身がこまかく震える。
お尻を捏ねる手を払おうとしても全く剥がれなくて、仕方がないので、ぺたりと岸くんの頬に手を乗せた。
びしょびしょの目で彼の瞳を覗き込む。
「ゆうた・・・今日、すごい・・・」
「いつもすげーだろーよ」
「んっ・・・うん・・・」
奥を抉るように腰を押し付けられ、岸くんの二の腕を掴む手に力が入る。
「ここ、気持ちー?ビクってしてる」
「やっ!!」
先端で擦られるとダメだ。
当たるたびにビクビクと跳ね飛び、岸くんが子どもみたいにはしゃいでる声がときどき遠くに聞こえる。
気持ちよすぎて、意識がふわっと途切れてしまう・・
重たい腕をなんとか持ち上げ、岸くんの前髪を優しくかきあげた。気持ちよさそうに細められた目を覗き込む。
「優太・・・好きよ・・・」
岸くんの大きな目がぱちくりと見開かれ、その頬がカーッと紅く染まっていく。
「だ、だから、反則だっつーの!」
焦りまくって腰を突き入れてくるから、またごぽりとお腹の奥から蜜が溢れ出す。
唇をひき結んでもう一度飲み込もうとしている大きな波を待ち受けていると、ぶちゅっと子どもみたいに口付けてくる。
首に手を回して、隙間から舌を差し込んで絡めた。
大きな手をめいっぱい開いてお尻を鷲掴みにされ、ぐりぐりと奥に押し付けられると、勝手に体がのたうつ。
と、仰向けにころんと転がされ、悔しそうな岸くんを再び見上げる格好になった。
188人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レジーナ(プロフ) - あんさん» 気づいたらもう1年前なんですね・・・!嬉しいコメントをいただいて、こちらこそありがとうございます!!\(^o^)/ (2020年12月26日 21時) (レス) id: 631b1f3a24 (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - この作品がたまらなく大好きで、何度も読んでいます!素敵な作品をありがとうございます!! (2020年12月26日 20時) (レス) id: 885a2db44f (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - レジーナさん» 他名義別ジャンルの方も拝見しましたが、私もY&J世代ですので…こちらの主人公より少し歳上かと(笑)年甲斐もなく、私にもこんな青年現れないかな〜とか思ったり!(笑)今後も彼が沢山愛されて活躍して欲しいですね!お返事もいただきありがとうございます! (2020年2月7日 12時) (レス) id: 0a9eec8a22 (このIDを非表示/違反報告)
レジーナ(プロフ) - まっちゃさん» コメありがとうございます!主人公よりさらに歳上のわたしが書いています(^_^;)岸くん見てると楽しいし元気もらえるし時にはキュンキュンさせられるし・・・!これからも一緒に応援していきましょー!\(^o^)/ (2020年2月7日 12時) (レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - はじめまして。こちらのシリーズが本当に大好きで、お話にのめり込んでもう幾度目かの完読です。こんなまっすぐな彼が愛おしい…岸担でよかったと涙さえ出そうです。主婦の私はより感情移入しちゃうし彼の甘さに翻弄されました。素敵なお話をありがとうございました! (2020年2月7日 12時) (レス) id: 0a9eec8a22 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レジーナ | 作成日時:2019年10月23日 20時