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朝
昨夜は浮かれ過ぎて寝付けなかった
寝坊して、通学してる生徒が少ないなか登校していた
ふと、あの桜の木で足を止めて
平野くんの事を思い出していた
「 おはよう」
誰だろう 振り向きながら挨拶した
『おはよう！』
って、えっ、平野くんじゃん！！！
寝坊してラッキーだよ
平野 「 ここの桜キレイだったよな
俺、桜好きやねん！」
あの時の切なそうな顔で言った
私は彼のその表情が気になる
『 キレイだった！
私も好き。 早く見たいな』
なんて、他愛ない事を言った
それから、平野くんと私は急いで学校へ行った
幸い、人がいなかったため騒がれすに下駄箱まで行けた
でも、クラスまで行くと目立つので
急いでいるからと言って
先に教室へ向かった
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作者名：しの | 作成日時：2017年5月28日 15時
