苺精神病院

14話　ゲーム ページ15

桃視点
俺は、いつもより早く起きた。
なんでって？ころんの誕生日だからだよw

あいつ、ゲーム好きって言ってたじゃん？
ゲーム買ってやろうかなって。

ズイッチと、ま、フートナイトとかビーペックスとか、スプラトーンとか買って来ようかなって思って。


という訳で買ってきた。
ちょうど起きる時間か？

行くか。



ガラガラ


さ「おはよ！あ、起きてたの。」



青視点
ガラガラ


さ「おはよ！あ、起きてたの。」

こ「おはよ…」

さとみくんが来た。
昨日の辛そうな顔とは一変して、なんかニヤニヤして気持ち悪い…

こ「なんでニヤニヤしてんの？wキモいんだけどw」

さ「はい、これ。誕プレだ。」

こ「えっ…！？」

箱を渡された。
僕の大好きな水色の箱。

開けると、僕のほしかったズイッチと、ビーペックスと、オリオメーカーが入っていた。

こ「うそ…えっ…いいの？」

さ「ああ。そうだ、ころん！今日はお前のYou Tubeデビューの日だ!これからこのゲーム使って実況者になるぞ！」

こ「は？」

実況者に、、？
僕が…？
機材も無いのに？

さ「着替えたら買い物行くぞ！」




ーショッピングモールにてー

初めて来た。
こんなにでかいんだ…！

こ「見て！あれがゲーセンってやつ？」

さ「そうだぞ！初めてか？」

こ「うん！」

すごい…この世にはこんなにすごい場所があったのか…

さ「でも、発作出たら困るから、ゲーセンはまたみんなに内緒でこっそり来ようなw今日は、マイクと、ゲーミングチェア買おう。」

え？それだけ？パソコンは無いのかな？

こ「え？パソコンは？」

さ「俺がいつも動画撮るときに使ってるやつがある。それを使う。」

こ「え！？さとみくんが動画？」

さ「あぁ…俺は実況者兼歌い手だ。」

へぇー…すごい…
さとみくんって、すごい人なんだ…


それから買い物を終え、病院に戻る。
そして、さとみくんが内緒で使ってるという防音室に連れて行ってもらった。

そして、動画の撮り方を教えてもらい、編集を終える頃には、夕方になっていた。

こ「すごい…僕にもできた！！これなら…」

ギュッ

こ「ありがとう！」

さ「ははっwお前の楽しみが増えてよかった！」( T_T)＼(^-^ )

さ「あ、今日はさ、3人部屋に戻ろうか。誕生日だもんな。」

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