12話 僕のせいだ ページ13
紫視点
さっきジェルくんからLINEが来た。
ころちゃんが体調不良らしい。
俺は急いで処理セットとタオル、袋、飲み物を持ってトイレに向かった。
な「ころちゃーん!いるー?」
トイレの前についた。
トイレの前には、大量に吐瀉物が広がっていて、相当しんどい事がわかった。
ジ「あ、なーくん!今ころちゃん気持ち悪いらしいから袋とタオルと飲み物くれへん?」
な「はい!俺、ここの処理しとくね。後で中もやるから、落ち着いたらベッドに連れてってあげて。」
橙視点
なーくんが来て数分経過した。
ほんの数分で袋はパンパンになった。
ジ「まだ気持ち悪い?」
こ「んッ…やばい…ッ」
とりあえずタオル持たせてあいつらと違う部屋に連れてこ。
ジ「ころちゃん。ちょっと移動しよか。抱っこするでな。あ、このタオル持っとき。」
ころちゃんにタオルを渡すとすぐに口を抑えた。
抱っこして移動してるときも、俺の肩に数回吐いていて、部屋につく頃にはぐったりしていた。
ジ「今の体調どう?」
こ「色々…だるい…」
ジ「俺、色々物持ってくるから、吐きそうになったら洗面器にいつでも吐いてええからな。飲み物も置いとくな。」
桃視点
るぅとに呼ばれて今猛ダッシュしている。
さ「るぅと!あそこのトイレか?」
る「はい!」
その時だった。
少し手前の部屋から、肩が汚れたジェルが出てきた。
ジ「あ、さとちゃん。ころちゃんね、今吐いちゃった。」
まじかよ…
小さいガラスの窓から中を覗くと、今もまた吐いてしまっていた。
る「ジェルくん…ころちゃん大丈夫なんですか…?」
ジ「多分ストレスやと思う。しばらくゆっくりさせてやろう?」
その瞬間、るぅとの顔が青ざめた気がした。
ジ「あ、さとちゃん。二人のご飯頼むわ。俺はころちゃん見てる。」
黄視点
部屋に戻ると、莉犬が話しかけてきた。
り「るぅとくん…ころんくんは…?」
いつもなら答えるんだろう。けど、何故かうるさく感じた。
ころんくんは、人間が怖い。
なのに僕が話しかけたから…僕のせいだ。
さ「ご飯だぞ!遅くなってごめんな。」
なんだろう…気持ち悪い…
る「すいません…さっき、ころちゃんのやつ見てから気持ち悪くて…」
さ「そうか。無理すんな。寝てるか?」
る「はい…」
その日はそのまま一食もする事なく、気づいたら次の日になっていた。
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流莎 - ガーターさん» 見に来ました!私も同じような作品書いてるなぁ。私の方にアドバイス的なのあったら、ください!(流莎で、検索かけると、出てくると思います。病系のやつ) (2022年7月5日 6時) (レス) id: d2c652474f (このIDを非表示/違反報告)
ガーター(プロフ) - ななてるさん» ?パスワード? (2021年12月17日 0時) (レス) id: 1c27778377 (このIDを非表示/違反報告)
ななてる - パスワード1個忘れたでも大丈夫!書いてない! (2021年12月13日 22時) (レス) @page28 id: e551669fd6 (このIDを非表示/違反報告)
ガーター(プロフ) - ななてるさん» 楽しかったですか!良かったですね!でも風邪には気をつけてくださいねw (2021年12月13日 1時) (レス) id: 1c27778377 (このIDを非表示/違反報告)
ななてる - ガーターさん» 楽しかった!でも疲れて風邪気味っす (2021年12月8日 15時) (レス) id: ff9a44ad6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ガーター | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1346/
作成日時:2021年8月30日 2時