同じなの？ ページ31
*
私を抱きしめるミンギュくんの背中に手を回してトントンってしてあげる。
小さい頃のミンギュくんにそうしてあげてたから。
ミンギュくんがふうーっと大きく息を吐いて私の頭を一撫でして体が離れた。
MG「なんか急に…ごめん」
『ふふ、なんで謝るの？…落ち着いた？』
私がちっとも落ち着いてないけど。
MG「うん…ありがと」
嘘。ミンギュくんずっとドキドキしてた。それはどうして？
そのドキドキは私のドキドキと同じなの？
MG「ミョンホ、もう逢えるかな。行ってみよっか」
『うん』
イベント会場の方へ歩き出すとまた自然に繋がれる手。
ミンギュくんに触れるたびに、触れられるたびに気持ちがあふれてこの気持ちを伝えてしまいたくなる。
だけど。あまりにも近すぎるこの関係がそれを邪魔するんだ。
MG「あ、ミョンホいた！」
ミョンホを大きな声で呼ぶと同時に手がパッと離されて。少し寂しくなった。
ミョンホに向かってミンギュくんが駆け出すから私も後を追いかけると、
さっきまでステージで見せてたカッコいい姿と違う、いつもと同じ柔らかい表情のミョンホ。
『おつかれさま。ミョンホすっごくかっこよかったよ！』
MG「かっこよすぎてあいつ俺の親友なんです！って皆に自慢したかった！」
T8「はは、来てくれてありがと。2人とも」
興奮気味のミンギュくんに苦笑しながらも嬉しそうなミョンホ。
話をしてたら打上げは後日で今日はこのまま帰るっていう。
MG「じゃあ夕飯食べつつ一緒に帰ろ！俺たちでお疲れ様会するよ、ね。Aちゃん」
ミョンホがビックリした顔でいいの？って私に目配せする。
『うん。お疲れ様会しよ！』
T8「じゃあ、お言葉にあまえて」
ミンギュくんと2人だけの帰りの車内は沈黙になりそうな気がしたから良かった。
T8「ステージから見てて普通に恋人同士みたいだったよ、ヌナたち」
ミンギュくんが車を取りに行ってる間、そんなことを言うミョンホ。
『あー、だよね。あんな態勢じゃ』
T8「もう幼なじみって感じでもないんじゃないの？」
『ん…でも言われちゃったんだよね、こないだ。ずっと仲良しの幼なじみでいようって』
なんだよそれってミョンホがため息をつく。
『たぶんハニのことで…』
ここ最近あった話をミョンホに話すと、モテる女はつらいねって軽口たたきながらも
T8「でも最終的にはヌナがどうしたいか、だよ」
と背中をトンッと軽くたたかれた。
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KEICO(プロフ) - NINEさん» おまちどうさまでした笑 ミンギュくんが鈍感すぎて私もハラハラしてました← これからもミンギュくんの応援お願いしますね♪ (2019年8月25日 10時) (
レス) id: 9c97ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
NINE - ミンギュ動き出しましたね！ミンギュファイティン！行け、行くんだ！と毎日応援しております！笑 (2019年8月23日 22時) (レス) id: b9fb184c3a (このIDを非表示/違反報告)
しぇるび(プロフ) - バナナカフェオレさん» 落ちていただいてありがとうございます！やはりハニくんぐらいのイケメンに強引にされたら…そうなりますよねえ笑 (2019年7月31日 9時) (レス) id: 542ec3e072 (このIDを非表示/違反報告)
バナナカフェオレ(プロフ) - ハニ様の強引さドストライクです！ 私はもう、落ちました (笑) 応援してます！ (2019年7月30日 14時) (レス) id: 126d65d5b4 (このIDを非表示/違反報告)
しぇるび(プロフ) - NINEさん» 癒されてるなんて…ありがとうございます！やっぱりハニくんの少しの強引さ…いいですよね？普通の女子ならこの時点でハニくんにコロッといっちゃってますよね笑 (2019年7月24日 12時) (レス) id: 542ec3e072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぇるび | 作成日時：2019年7月9日 11時
