きっかけ ページ14
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いつもの通勤電車から学生さんの姿がなくなった。本格的に夏休みに突入したってこと。
私も去年までそんな生活だったのに社会人は普通に仕事、学生さん羨ましいな。
今日は仕事終わりに久しぶりにミョンホに逢うことになった。渡すものがあるって。
約束した地元の居酒屋。
T8「ヌナ、お疲れさま」
『おつかれーってミョンホ、夏休みだから疲れてないよね。ずるい』
T8「今日はダンス練あったから俺もお疲れなんですー」
相変わらずダンスに熱中してて元気そう。
卒業してまだ半年も経ってないけど学生時代思い出しちゃうな。
T8「はい、これ。渡そうと思ってさ」
飲み始めて少し経ってからミョンホからもらったのはチケット。
『あ、またダンスのイベントあるの？わー行く行く！』
今度の会場はクラブじゃなくって海の近くの野外ステージらしい。
スニョンくん達は今回は出ないみたいで少し残念。
T8「もう一枚ミンギュの分だから。一緒に来てよ。ちょうどあいつこっちいる時だし」
帰ってきたら海に行こうってミンギュくんが言ってたのを思い出した。
あれ以来連絡をとってもその話はでなくて、あの時何となく気まずくて言っただけなのかなって思ってたりした。
T8「聞いたよ、ミンギュから」
『聞いた、って…ああ、出張の話？』
T8「誕生日だからって頼み込まれたとか言ってたけど？」
相変わらずミョンホは鋭い。
どうせ私がその後何も聞いてないのも解って言ってきたんだ。
『そっか』
T8「そっか、って…」
『だって別にミンギュくんが誰とどこで何してたって…』
T8「私たち付き合ってるわけじゃないから…って言うんでしょ」
少し呆れたように笑うミョンホに、うんって頷くしかできない。
T8「あいつもヌナとの間になんとなーく気まずい空気流れてるの解ってるみたいだしさ」
ミョンホは早々に私のミンギュくんへの気持ちに気づいて見守ってくれてる。
本当に見守るだけでわざわざ橋渡しみたいなのをしないのがミョンホらしい。
だけどたまにこうしてきっかけを作ってくれたりするんだ。
『イベント、ミンギュくんと一緒に行くね。帰ってきたら海に行こうって言われてたしさ』
そう言うと、待ってるねってミョンホは少し満足したみたいだった。
その場で一緒に行こうってチケットの画像をミンギュくんに送ると、
大きくマルってしてる男の子のスタンプがすぐに送られてきてミョンホと笑ってしまった。
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KEICO(プロフ) - NINEさん» おまちどうさまでした笑 ミンギュくんが鈍感すぎて私もハラハラしてました← これからもミンギュくんの応援お願いしますね♪ (2019年8月25日 10時) (
レス) id: 9c97ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
NINE - ミンギュ動き出しましたね！ミンギュファイティン！行け、行くんだ！と毎日応援しております！笑 (2019年8月23日 22時) (レス) id: b9fb184c3a (このIDを非表示/違反報告)
しぇるび(プロフ) - バナナカフェオレさん» 落ちていただいてありがとうございます！やはりハニくんぐらいのイケメンに強引にされたら…そうなりますよねえ笑 (2019年7月31日 9時) (レス) id: 542ec3e072 (このIDを非表示/違反報告)
バナナカフェオレ(プロフ) - ハニ様の強引さドストライクです！ 私はもう、落ちました (笑) 応援してます！ (2019年7月30日 14時) (レス) id: 126d65d5b4 (このIDを非表示/違反報告)
しぇるび(プロフ) - NINEさん» 癒されてるなんて…ありがとうございます！やっぱりハニくんの少しの強引さ…いいですよね？普通の女子ならこの時点でハニくんにコロッといっちゃってますよね笑 (2019年7月24日 12時) (レス) id: 542ec3e072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぇるび | 作成日時：2019年7月9日 11時
