一緒にいる時間 ページ7
DK「俺ってば鈍いから全然わかってなくて。A…わかってたんでしょ？ウンビの気持ち」
ウンビちゃんのことを話しだしたソクミンくん。
『あーうん…まあね』
DK「しかも結構前からって。ミンギュから聞いたよ」
『最初はなんとなくだよ。女の勘…みたいなさ』
DK「俺、Aにウンビの話ばっかりして嫌な思いさせちゃったかなって思って」
『それは仕方ないって。同じ部でまして同期なら話題も多くなるもの』
DK「うん…それもあって仕事の後飲みに行くことも多かったし、俺は単なる同期で仕事仲間として行ってたけど、ウンビはそうじゃなかったみたいで…」
『実はね…ソクミンくんが飲み会のあと家まで送ったりしてたのも知ってたし…駅であの子の手を引いて逆方向に乗ってくのも…一度だけ見ちゃったんだ』
DK「え、え！？待ってA、そんなこと何も言わなかったじゃん！！」
言わないでおこうと思ってた事だけど色々正直に伝えてくれるから私も話したら、予想外の事を言われたみたいであたふたしてる。
『言わないつもりだったもん。まあ、少しだけ不安にはなったけどね？でもその時だってちゃんと家に帰ってきてくれてたし、やっぱり…信じてたってのが大きいかな』
そう伝えるとテーブルに置かれた私の手がギュッと握られる。
DK「俺のことそんなに信じてくれてたのに、俺はAのこと疑って…」
鼻をすする音が聞こえて、ソクミンくんの目にはうっすら涙。
涙もろくて優しい彼。
その姿にまでドキドキしてして、こんなところにも私は惹かれたんだってあらためて思い知らされる。
『ふふ、もう泣かないで。涙でご飯しょっぱくなっちゃうよ？』
そういってソクミンくんの手に手を重ねると、へへへって笑って指で涙をぬぐうソクミンくん。
DK「やっぱりAと食べるご飯が一番おいしいや」
それからはお互いの研修旅行や出張の話をしながら食事をした。
これまで喧嘩らしい喧嘩もなくて、周りには仲良しだねなんて言われてきた。
今回ソクミンくんが怒ったのはすごく驚いたし悲しい気持にもなったけど、それに反して余計に好きになったというか。
ソクミンくんが私と一緒にいる事以外考える事なんかないって言ってくれたのと同じ。
私もソクミンくんと一緒にいる事以外考える事なんてなくて。
一緒にいられるこの温かい時間をこれまで以上に大切にしようって思った。
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mkinsprit(プロフ) - きたー！2回目のプロポーズ編！ソクミナ、2年も待たせてたのかぁ。あ、いやいや、2年も男っぽさに磨きをかけてたのかぁ^_^なんか、いつも2人で過ごす場所でのシチュエーションにキュンとしました！お隣の彼も大好きだけど、やはりーイ ソクミン …好きです！笑 (2019年8月7日 22時) (
レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» ソクミンくんってさりげなーくってのが絶対できないタイプだと思うんですよね〜。 私も終わるのがここへきて寂しくなってきました(笑) (2019年5月14日 17時) (レス) id: f3c720e0c5 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - 指輪のくだり、さすがです！にぎにぎして、バレそうになったらニコーって笑笑想像しただけで可愛い^_^ふんわり温かな二人のお話のエンディングが近づいてて寂しいですが、ハッピーエンディングなら良し^_^ですね！笑笑 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぇるび | 作成日時：2019年4月18日 13時
