検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:75,964 hit

祝わせて ページ23

あれから。

周りには「婚約」なんて言われたけど特に普段と変わらない生活をしている私たち。




MH「結婚するんですってね?」

ミニョンくんと外出先から直帰する途中、急に言われる。

『え、何でそれを…って、あーミンギュくん?』

MH「あいつ言った後に口押さえてましたけどね」

『いや、まあ良いんだけど…まだずっと先の話なの』

MH「ずっと先…?」

さすがにそこまで詳しくはミンギュくんからも聞いてないみたいで不思議そうな顔。

『もう少し彼の仕事が落ち着いたら、というか』

MH「ああ…彼、まだ若いですもんね。でもおめでとうございます」

『うん、ありがとう』

そのままなんとなく会話が途切れた。

ミニョンくんに好きだと言われたのはもう半年近く前になる。

その後もずっと普通に接してくれて同僚としてうまくいってる…と思う。

でもやっぱりこういう話になるとなんとなく気まずくて。

無言のまま時間は過ぎて、私の降車駅に近づいた時ミニョンくんが口を開いた。

MH「嫌じゃなければアロンさんのとこ行きません?久しぶりに」

『え?』

隣駅にあるミニョンくん行きつけのダイニングバー。

マスターのアロンさんにもよくしていただいて

何度かミニョンくんと行ったけど、思えばあの事があってから行ってない。

というか、今日みたいにミニョンくんと一緒に帰っても飲みに行くことがなくなっていた。

仕事は今までどおり普通にこなしていたけど。

MH「迷惑ならいいんです。でもお祝させてもらえたらって」

少しだけ申し訳なさそうな顔をしてるミニョンくん。

"俺だって昨日の今日で普通にするのわりと大変なんですからね"

好きだと言われた翌日、ミニョンくんからそんな事を言われた。

これまで普通に接してくれてたけど、私が気まずくならないように気をつかってくれてたんだなってあらためて感じる。

『ん、いいよ。アロンさんもすっかりご無沙汰しちゃってるし、アロンさんのご飯も食べたい』

OKしたらミニョンくんの顔がフッと優しい顔になった気がした。

MH「良かった。あ、ちゃんと彼に連絡入れといてくださいよ。誤解うけたくないんで」

『ふふ、はーい。いれときます』

そう言ってソクミナに連絡を入れたら、いいよ行ってらっしゃいって返ってきた。

その画面を見ていたら、お幸せそうでってクスっと笑ういつものミニョンくんに戻っていた。





*

彼じゃなかったら→←頼れる人(DKside)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (152 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
363人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , ドギョム   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mkinsprit(プロフ) - きたー!2回目のプロポーズ編!ソクミナ、2年も待たせてたのかぁ。あ、いやいや、2年も男っぽさに磨きをかけてたのかぁ^_^なんか、いつも2人で過ごす場所でのシチュエーションにキュンとしました!お隣の彼も大好きだけど、やはりーイ ソクミン …好きです!笑 (2019年8月7日 22時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» ソクミンくんってさりげなーくってのが絶対できないタイプだと思うんですよね〜。 私も終わるのがここへきて寂しくなってきました(笑) (2019年5月14日 17時) (レス) id: f3c720e0c5 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - 指輪のくだり、さすがです!にぎにぎして、バレそうになったらニコーって笑笑想像しただけで可愛い^_^ふんわり温かな二人のお話のエンディングが近づいてて寂しいですが、ハッピーエンディングなら良し^_^ですね!笑笑 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しぇるび | 作成日時:2019年4月18日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。