頼れる人（DKside） ページ22
ソクミンヒョン、週末時間ありませんか?
そう連絡したら仕事だけど夕食食べるくらいの時間なら取れるって言うから逢いに行った。
指定されたお店に着くと個室に案内されて扉を開ける。
DK「お待たせしてすみません、ウォヌヒョン」
WN「や、俺もきたばっか」
WN「で？何だよ、あらたまって。まあ、Aのことだよな」
乾杯した焼酎を飲み干したヒョンに聞かれる。
DK「あ…はい。えっと、ウォヌヒョンにはきちんと報告しようと思って」
腕組みをして俺をじっと見る。
DK「俺…Aにプロポーズしました」
WN「そっか。おめでとう…でいいんだよな？」
驚く風でもなくヒョンはそう答えた。
DK「ええ、まあ。でも、すぐに結婚するわけじゃなくて…」
経緯をヒョンに話す。
WN「はは、Aらしいな」
DK「俺が変なこと言っちゃったから…」
WN「Aは…相手の事を思いやれるやつだから。俺はそういうところが好きだったけど、お前はそうじゃないの？」
Aは年齢的に誰かの結婚式に呼ばれる機会も多くて、素敵な式だったぁなんて帰ってくる度にウットリしてる顔を見てきた。
きっと結婚に対する憧れとかだってあるはずなのに、それすらも俺の気持ちを優先させてくれた。
いつだって俺の事を一番に考えてくれるA。
DK「はい。そういうところも含めて全部」
WN「Aから俺との話…聞いただろ？」
付き合って間もない頃、少し酔った勢いでウォヌヒョンとのことを聞いたことがあった。
Aはそれに対して心配させたくないからってきちんと説明してくれた。
WN「相手のために身を引くようなやつだぜ？お前の事考えて結婚先延ばしにするなんて大したことじゃないんだよ」
そう言ってウォヌヒョンは笑った。
WN「お前に初めて逢った時にも言ったけどさ。Aの事幸せにしてやれ…ってそのつもりだよな」
DK「はい、幸せにします。絶対に」
WN「頼もしいねえ。Aの相手がソクミナで良かったよ、元カレとしては」
DK「俺…ウォヌヒョンとも知りあえて良かったです」
それはどーもって言いながらヒョンはまた焼酎を飲み干した。
WN「式の際にはぜひうちのホテルを。お友達価格にしときますよ」
別れ際、笑ってそんな事を言って帰っていったウォヌヒョン。
カノジョの元カレだっていうのに俺にとっては頼れる兄貴みたいで。
こういう人と引合せてくれるAはやっぱり俺にとってハッピーの女神なんだ。
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mkinsprit(プロフ) - きたー！2回目のプロポーズ編！ソクミナ、2年も待たせてたのかぁ。あ、いやいや、2年も男っぽさに磨きをかけてたのかぁ^_^なんか、いつも2人で過ごす場所でのシチュエーションにキュンとしました！お隣の彼も大好きだけど、やはりーイ ソクミン …好きです！笑 (2019年8月7日 22時) (
レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» ソクミンくんってさりげなーくってのが絶対できないタイプだと思うんですよね〜。 私も終わるのがここへきて寂しくなってきました(笑) (2019年5月14日 17時) (レス) id: f3c720e0c5 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - 指輪のくだり、さすがです！にぎにぎして、バレそうになったらニコーって笑笑想像しただけで可愛い^_^ふんわり温かな二人のお話のエンディングが近づいてて寂しいですが、ハッピーエンディングなら良し^_^ですね！笑笑 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぇるび | 作成日時：2019年4月18日 13時
