帰宅（DKside） ページ1
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"ソクミナが好きなの"
確かにウンビはそう言った。
好きな相手って…俺の事だったの？
俺の目の前に立つウンビは俺の顔をしっかりと見てはいるけど唇をかみしめて目が潤んでる。
DK「あの…ウンビ…その…」
EB「ね、私の好きな人鈍感でしょう？」
困った顔でウンビが笑う。
DK「や…ごめん、俺…全然気づいてなくて…」
EB「彼女がいても気持ち伝えるのは悪い事じゃないってアドバイスもらったから」
確かにそうは言ったけどまさかその相手が俺なんて思ってなかったし。
EB「だからね…少しは私の事意識してほしいの」
俺にとってはあまりに突然の事すぎて何も言うことができない。
EB「やだなあ。そんなに困らないでよ」
DK「困るっていうか…ビックリして」
EB「もう、皆待ってるから早くいこ！」
そう言うと俺の前を歩いていったウンビ。
宿舎に戻って皆が集まる部屋に行ったら2人で何やってたんだよ〜ってやっぱり冷やかされたけど
ちょっと酔い覚ましってウンビがいつもみたいに明るく返してるのをそうだよって答えるだけで精一杯だった。
翌日。
午前中に総括として最後のカリキュラムをこなし、午後はまたバスに揺られて戻る。
本当は今朝Aに行ってらっしゃいとぐらいカトクを送ろうかなって思ってたのに
昨日の一件で何だか眠れなくてギリギリまで寝てしまったせいでバタバタして送ることができなかった。
ウンビはといえば何もなかったかのようにいつもと同じ態度で俺に接してくる。
俺は意識してほしいと言われたものの、変に意識した態度に出ないように努めるばかりだった。
夕方に到着するとその場で解散。
さすがに研修と夜の飲みで身体は疲れていたからまっすぐ帰宅した。
少しだけ久しぶりの家は玄関のドアを開けてもシーンとしていて。
今日からAはミニョンさんと出張行っちゃったんだな…。
と、テーブルの上に紙が置いてるのに気づく。
出発の日の朝俺が書置きした紙。
手に取って見ると、俺の書置きの下に "研修おつかれさま。行ってきます" って書かれてる。
Aの文字。それに対してただいまって答えて少し顔がほころぶのがわかった。
やっぱりこうやって歩み寄ってくれるのはいつだってA。
勝手に不安になって疑ってひどい事を言った俺自身が恥ずかしい。
さっきまでウンビやミニョンさんの事が頭を占めてたけど…それがすうっと消えてAの事で頭も心もいっぱいになった。
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mkinsprit(プロフ) - きたー！2回目のプロポーズ編！ソクミナ、2年も待たせてたのかぁ。あ、いやいや、2年も男っぽさに磨きをかけてたのかぁ^_^なんか、いつも2人で過ごす場所でのシチュエーションにキュンとしました！お隣の彼も大好きだけど、やはりーイ ソクミン …好きです！笑 (2019年8月7日 22時) (
レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» ソクミンくんってさりげなーくってのが絶対できないタイプだと思うんですよね〜。 私も終わるのがここへきて寂しくなってきました(笑) (2019年5月14日 17時) (レス) id: f3c720e0c5 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - 指輪のくだり、さすがです！にぎにぎして、バレそうになったらニコーって笑笑想像しただけで可愛い^_^ふんわり温かな二人のお話のエンディングが近づいてて寂しいですが、ハッピーエンディングなら良し^_^ですね！笑笑 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぇるび | 作成日時：2019年4月18日 13時
