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幸せな帰り道 ページ19

ソクミナが予約してくれたお店は前菜からデザートまで美味しすぎてお店のスタッフさんの対応も完璧で。

最後は良いクリスマスをって見送ってくれてとってもいい気分でお店を出た。

少し散歩しよってソクミナと腕を組んで歩く。

『ソクミナ、本当にありがとう。もう私大満足だよ』

DK「喜んでくれて良かった。俺も行きたかったってのもあるけどね」

『美味しいものを食べると幸せな気分になるよねえ。それにさ、これ』

左手首にした時計を見せる。

『お互い同じ事考えてるなんてね』

見つめあってふふって笑う。

てっきりここ最近の行動からして指輪をくれるものだと思ってたから予想もしてなかったけど。

時計を選んでくれた理由が私と同じ理由だったから本当に嬉しかった。




『あ、教会』

歩いていたら教会に差し掛かった。

クリスマスらしい装飾がされていて周りの木々のイルミネーションも綺麗。

一般開放されてるみたいで扉が開いている。

DK「入ってみよっか」

中から聞こえるパイプオルガンの音に誘われるように2人で教会に入った。

『わあ…』

ステンドグラスに囲まれた静かな空間。

クリスマスのミサはもう終わってしまったみたいで誰も人がいない中で響くパイプオルガン。

DK「クリスマスに教会に来るの初めて」

『私も』

厳かな雰囲気に手を繋いだまま言葉が少なくなる私たち。




DK「あのさ、A」

呼ばれて見上げるといつもの優しい目をしたソクミナが私を見てる。

DK「俺ね、Aと知り合う前に朝の電車でたまにAを見かけるとその日一日ハッピーな気がして、あーあの人は俺のハッピーの女神様なんだって思ってたの」

『ふふ、なにそれ』

ニコニコしながらそんな事を言うからつられて私も笑顔になる。

DK「だから、毎日Aと一緒にいられるから毎日ハッピー」

『私もソクミナからたくさんハッピーもらってるよ』

DK「で、この時をずっと一緒に歩いて行けたらなって思ってこのプレゼント選んだんだ」

そうして私の腕時計をしている手を取る。

DK「俺さ…年下で頼りないけど、毎日Aをハッピーにしてあげたいから…Aの時間を俺にちょうだい?俺の時間はAにあげる」

と同時に私の左手に置かれた小さな箱。

DK「えっと、これはクリスマスプレゼントじゃないんだ」

そう言ってその箱をソクミナが開ける。

『え…これ…』




DK「A、俺と結婚してくれませんか」




*

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設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , ドギョム   
作品ジャンル:タレント
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mkinsprit(プロフ) - きたー!2回目のプロポーズ編!ソクミナ、2年も待たせてたのかぁ。あ、いやいや、2年も男っぽさに磨きをかけてたのかぁ^_^なんか、いつも2人で過ごす場所でのシチュエーションにキュンとしました!お隣の彼も大好きだけど、やはりーイ ソクミン …好きです!笑 (2019年8月7日 22時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» ソクミンくんってさりげなーくってのが絶対できないタイプだと思うんですよね〜。 私も終わるのがここへきて寂しくなってきました(笑) (2019年5月14日 17時) (レス) id: f3c720e0c5 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - 指輪のくだり、さすがです!にぎにぎして、バレそうになったらニコーって笑笑想像しただけで可愛い^_^ふんわり温かな二人のお話のエンディングが近づいてて寂しいですが、ハッピーエンディングなら良し^_^ですね!笑笑 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しぇるび | 作成日時:2019年4月18日 13時

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