過去のこと�� ページ6
祝賀パーティ当日。
到着したら案内するので連絡くださいって言われていたウォヌさんに連絡する。
ホテルでそれなりに大きなパーティなので皆着飾っている。
Aさんって呼ばれて振り向くと、スーツに身を包んだ背の高い男性が立っていた。
『え…ウォヌさん？』
WN「そうですけど」
この前会った時は私服だったのに、髪もセットされているしあの日かけていた眼鏡もない。
Aさん？と再度名前を呼ばれてハッとする。
WN「先生が控室にいらっしゃるんでご案内します」
控室に案内されると懐かしい先生の姿。
『先生お久しぶりです、この度はおめでとうございます』
教授「おぉ〜A君、元気そうだね。仕事も頑張っているようだし、相変わらず私の自慢の生徒だ」
先生との話に花を咲かせていると、先生が思い出したようにウォヌさんに声をかけた。
教授「ああ、そうだ。ウォヌ君、君の卒業論文のテーマはA君の書いた論文が参考になるはずだ。参考文献とか聞くといいよ」
WN「そうですか。Aさん、その話はまた聞かせてください」
『はい、いつでも』
それから先生の控え室を出て、ウォヌさんに会場のテーブルまで案内されると同じテーブルには当時の同級生ばかりでプチ同窓会状態。お祝スピーチもつつがなく終わった。
パーティが終わると現ゼミ生徒たちの案内でホテルのラウンジでゼミOB会を兼ねた2次会が行われるという。
皆で会場に行くと、ここでも色々と指示を出しているウォヌさんが目に入る。
出席者はすでにお酒が入っているし、ついつい皆学生ノリに戻っちゃって幹事の学生たちがまとめるのに大変そう。
皆が旧交を温めるなか、お化粧を直しに会場の外に出るとホテルの廊下の椅子に佇むウォヌさんを見つけて声をかけて隣に座る。
『ウォヌさんおつかれさま。1次会からずっと大変だったでしょう？』
WN「はい、少し。やっと落ち着いたんでちょっと休んでました」
『こういう時現役生は大変ですよね』
WN「ですね。あ…俺後輩なんで敬語じゃなくていいです」
『ウォヌさん大人っぽいから年下な感じしなくって』
WN「名前も。」
『あ…ウォヌ…くん』
WN「Aさん、今日逢った時…俺に見とれてたでしょ。」
ふっと笑うってウォヌくんが耳元で囁く言葉に驚いた。
『見とれてなんか…！』
あまりに突然の発言にとっさに反論する。
WN「そうですか？俺は見とれてましたよAさんに」
無愛想な彼がそんな事を言うなんて思いもしなかった。
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KEICO(プロフ) - satoetu61さん» 楽しみにしてくださってありがとうございます。ほんわかした雰囲気が皆様に伝わってるなら嬉しいです (2019年1月29日 10時) (
レス) id: f3c720e0c5 (このIDを非表示/違反報告)
satoetu61(プロフ) - ソクミンくんと年上彼女の穏やかな雰囲気がいいですね。もうすぐお話終わっちゃいますか？いつまでも見たいお話です。更新楽しみにしています。 (2019年1月28日 21時) (レス) id: 8a70a7e8ec (このIDを非表示/違反報告)
KEICO(プロフ) - mkinspritさん» 彼氏になったソクミナには年下彼氏の良さも出しつつ男らしい一面も見せられたらなって思ってます。楽しみにお待ちくださいね。 (2019年1月25日 0時) (レス) id: 9c97ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - ようやく！彼氏になったソクミナが楽しみ過ぎます！終わっちゃったら…どうしよー笑笑楽しみにしてますね^_^ (2019年1月25日 0時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
KEICO(プロフ) - satoetu61さん» ありがとうございます。私も自分で読んでキャーってなってました笑 (2019年1月21日 1時) (レス) id: 9c97ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SHELLBee | 作成日時：2018年12月28日 17時
