乾杯（DKside） ページ30
翌日。ミンギュの家を訪ねる。
ドアホンを鳴らしたら開いてるー！って声が部屋から聞こえてきて、家に入るといい匂いがする。
キッチンで何やら料理をしてて手が離せなかったらしい。
MG「ソクミナうちにくるの久しぶりだからさ、宅飲みでもしようと思ってツマミ作ってたんだよね」
ミンギュはなんだって俺より器用でこうやって料理だってできる。
二日連続で誰かの手料理を食べることになるなんて珍しいな…と昨日Aさんが作ってくれた手料理を思い出すと同時にミンギュにちゃんと伝えなきゃいけないんだって背筋が伸びる。
男飯なんてものじゃなく結構女子力高めのツマミが並ぶ。
DK「お前…いつでも嫁に行けるな」
MG「これくらい楽勝だよ。ビールでいい？」
と手渡される缶ビール。
乾杯ってミンギュに言われてビールを流し込んで一息つく。
酒入る前にちゃんと伝えなきゃ。
DK「あのさ」
MG「んー？」
DK「俺…Aさんに気持ち伝えたんだ」
MG「うん。で？」
DK「Aさんも同じ気持ちでいてくれて。その…ごめん！」
MG「何であやまんの？」
そう言ってビールをぐっと飲んでミンギュが大きく息を吐く。
MG「そっかー、伝えちゃったか。俺の予想ではもう少し後だと思ってたんだけど」
DK「え？」
MG「俺さ、気づいてたんだ。ソクミナの気持ちはもちろんだけど、ヌナの気持ちもソクミナに向いてるって。」
少し眉を下げて笑いながら言う。
MG「だから時間の問題かなって。二人がお互いの気持に気づく前にヌナが俺の方見てくれたら良かったけど…間に合わなかった！でも…良かったじゃんソクミナ」
DK「う、うん…ありがとう」
想像してなかったミンギュの反応に逆に戸惑う。
MG「それにしても急に何？こないだまで諦めろだ何だって俺にも言ってたのにさ」
そうミンギュに聞かれて今までの経緯を説明した。
そしたらミンギュにお前もヌナも似た者同士だなって笑われた。
MG「それにしてもスニョニヒョンだよ！ソクミナの事送れなんてヌナに言わなきゃ俺にもまだチャンスがあったかもしれないのに！」
DK「俺はスニョンさんに感謝しかないわ」
MG「言うね。ま、俺の好きな2人がうまくいったならそれでいいよ。ちょっと悔しいけど。ヌナとも今まで通り仲良くするし！」
って笑いながら2度目の乾杯。
Aさんは俺にも良いところたくさんあるって言ってくれたけど、俺ミンギュには一生かないそうにないや。
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KEICO(プロフ) - satoetu61さん» 楽しみにしてくださってありがとうございます。ほんわかした雰囲気が皆様に伝わってるなら嬉しいです (2019年1月29日 10時) (
レス) id: f3c720e0c5 (このIDを非表示/違反報告)
satoetu61(プロフ) - ソクミンくんと年上彼女の穏やかな雰囲気がいいですね。もうすぐお話終わっちゃいますか？いつまでも見たいお話です。更新楽しみにしています。 (2019年1月28日 21時) (レス) id: 8a70a7e8ec (このIDを非表示/違反報告)
KEICO(プロフ) - mkinspritさん» 彼氏になったソクミナには年下彼氏の良さも出しつつ男らしい一面も見せられたらなって思ってます。楽しみにお待ちくださいね。 (2019年1月25日 0時) (レス) id: 9c97ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - ようやく！彼氏になったソクミナが楽しみ過ぎます！終わっちゃったら…どうしよー笑笑楽しみにしてますね^_^ (2019年1月25日 0時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
KEICO(プロフ) - satoetu61さん» ありがとうございます。私も自分で読んでキャーってなってました笑 (2019年1月21日 1時) (レス) id: 9c97ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SHELLBee | 作成日時：2018年12月28日 17時
