カフェで朝食を ページ3
『アメリカーノのアイスとホットを一つずつと、そのベーグルとヨーグルトもつけてください。』
コーヒーだけ買って帰るつもりだったけど、ソクミンくんも一緒だから店内で軽く朝ご飯を食べることにした。
DK「偶然逢っただけなのになんかすみません…」
『いえいえ、これくらいは。朝から運動してるソクミンくんにご褒美です』
DK「やった!早起きするといい事あるってホントだなあ」
と笑いながら、二人分の品物が乗ったトレーを持って私の前を歩きながら席を探す。
その後姿を見たら急にこないだソクミンくん後ろから抱きしめてしまったことを思い出してしまった。
思えば昨日だってウォヌと思わぬ再会をする前まではソクミンくんのことを度々思い出してはミンギュくんに少し申し訳ない気分になっていたんだった。
ウォヌとの再会が衝撃すぎてソクミンくんの事は一時頭から抜けていたけど、さっき向こうから走ってきたソクミンくんを見つけた時、確かに心臓が跳ねた。
DK『ここでいいですか?』
朝日の当たる窓際のソファ席に向かい合って座る。
変なこと思い出しちゃって正面からまともにソクミンくんを見るのが少し恥ずかしい。
DK「あの…ミンギュと…昨日でしたよね?」
急なソクミンくんからの問いかけにハッとしながら努めて普通に話す。
『あ、うん。水族館あるじゃない?話題の。私行ったことなかったから楽しかったよ』
DK「あ〜、あそこ。まさにデートって感じの場所ですね」
『ソクミンくんがいうとおり、色々考えてくれててさ。こりゃモテるだろうねって思ったよ』
DK「そんな、他人事みたいな」
『だって完璧すぎて感心しちゃったんだもん』
DK「あいつ中学時代からモテっぷりが凄かったから…女性の心理とか僕なんかよりずっとわかってるんだと思います」
『もう…僕なんかって言わない。ソクミンくんの良いところも私は解ってるつもりだけど。」
そういうと照れたようにソクミンくんが笑う。
DK「実は昨日…一日中気になって。ミンギュと楽しんできてくださいって自分で言ったくせに。」
そう言われて私の顔が熱くなる。
『楽しかったよ?楽しかったけど、ソクミンくんとこうしてるのも私は楽しいよ?』
顔が赤くなってないか気にしながら笑顔でそう答えると、ソクミンくんが優しい顔でこう言った。
DK「僕…自分が思っている以上にAさんの事気になってるみたいです。」
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KEICO(プロフ) - satoetu61さん» 楽しみにしてくださってありがとうございます。ほんわかした雰囲気が皆様に伝わってるなら嬉しいです (2019年1月29日 10時) (レス) id: f3c720e0c5 (このIDを非表示/違反報告)
satoetu61(プロフ) - ソクミンくんと年上彼女の穏やかな雰囲気がいいですね。もうすぐお話終わっちゃいますか?いつまでも見たいお話です。更新楽しみにしています。 (2019年1月28日 21時) (レス) id: 8a70a7e8ec (このIDを非表示/違反報告)
KEICO(プロフ) - mkinspritさん» 彼氏になったソクミナには年下彼氏の良さも出しつつ男らしい一面も見せられたらなって思ってます。楽しみにお待ちくださいね。 (2019年1月25日 0時) (レス) id: 9c97ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - ようやく!彼氏になったソクミナが楽しみ過ぎます!終わっちゃったら…どうしよー笑笑楽しみにしてますね^_^ (2019年1月25日 0時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
KEICO(プロフ) - satoetu61さん» ありがとうございます。私も自分で読んでキャーってなってました笑 (2019年1月21日 1時) (レス) id: 9c97ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SHELLBee | 作成日時:2018年12月28日 17時