君依存症。 (ページ4)

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今の時間は昼の11時

中間さんに会うのは2時半と言われた
それまではどうぞ悪あがきをって

そんな行くところもなくて近くにあるソファーに座った

「あ、あの、大丈夫っすか？」

後ろから声が聞こえて振り返る

「え、？」

突然過ぎて変な声でた
はっず

「いや、めっちゃ落ち込んでるような顔しとったんで」

イケメン、背高い、声めっちゃタイプ
第一印象やばい、好きかも

って、何言ってるの私
初対面の人に失礼。

「あ、急に話しかけたりしてすみません...」

子犬みたいにしゅんとする彼
どうしよう、かわいい

「いえ、全然大丈夫ですよ
わざわざありがとうございます」

「いえいえ！あ、俺小瀧望って言います！
呼びやすいように呼んでください」

「では望さん、でも大丈夫ですか？
私は本郷Aです。私も呼びやすいように呼んでください！

よかったら、お隣どうぞ」

「じゃあAちゃんでも大丈夫っすか？
隣、失礼します」

笑顔爽やかすぎるでしょ

自分で隣どうぞって言ったくせにあまりの近さに少し胸がときめいた

あ、好きってこんな感情なのかな

恋愛したことないくせにこんなこといっちょ前に考えて笑笑

一目惚れなんて信じなかったはずなのに

小「俺、今日は友達がぼっちになるのが嫌だって言われてついて来たんすよ笑笑
すごいっすねこのパーティー
それにしても主役さん居りませんね？」

この人、絶対私のこと知らない笑笑
でもそっちの方が楽でいいや

「お友達さん、面白い方ですね笑笑
ぼっちになるのが嫌って」

主役どこいったんでしょうねって嘘はつきたくないからあえて触れないでおく

小「ほんまっすよ笑笑
俺を巻き込むなっての

でもまぁこんな可愛い方に出会えたんでいいかなって笑笑｣