人間を一切信じなくなった六子の妖怪達は幻想郷からやってきた風神と雷神の二人と仲良くなるお話。[妖怪松×東方] (ページ8)

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くだらんことで悩む狐神様(はよ、さっさと行け。)← ページ8

おそ松side

どうしようか…。
敵とはいえトド松を助けてもらったし…。
でもあいつが人間に協力して俺達を油断させた隙に殺そうとしてるんじゃ…。
で、でもそうだとしたら普通あそこまでしねえよな…。

お「…わっかんねぇ。」

礼を言って信用するべきか。
それとも、これからも敵対して殺し合いをし続けるか。

お「ｳ～ﾝ…。」

カ「…どうした、兄貴。」

お「カラ松…。」

俺はカラ松に相談することにした。

カ「なるほど…礼を言いたいが騙されているかも。だから無闇に近付きたくない。か。」

お「あぁ…どうすればいいのか自分でも分からなくてよぉ…。」

カ「…言ってもいいんじゃないか？」

お「なんでお前はそう思った…？」

カ「いや。ただ、「誰かに助けてもらったらありがとう。誰かになにかをしてしまったら、ごめんなさい。」と、言うべきなんじゃないか…って思ってな。」

お「お前…結構常識あるのな…。」←

カ「んん～？それはどういう意味だぁ～？おそまぁ～つ？」

お「ごめんなさい。」

カ「今から行っても遅くはないぞ？」

お「そっか。じゃ、俺行ってくる。」ｶﾞﾗｯ

カ「…少しでも誰かを信用したいという俺達の願いをあの風神とやらは叶えてくれるか…？期待してみよう。」

誰かを信じたい誰かに信用されたい。
それがこの六子達の願い。