星階級 ページ13
蜜柑「あいつむっちゃ悪い奴やんっ
ナゼニそんなのが幹部生?!」
パーマ「失礼ね!
あの才能を前に多少の悪事なんて些細な事よ
おぼえといて
どんな手使って鳴海先生まるめ込んだか知らないけど
あたし達はあんたの事認めないから」
蜜柑「は?!」
パーマ「でも
ま せいぜい楽しみにしてるわ(フンッ
あなたがどの星階級にあたるのか」
蜜柑「む…」
パーマ「行くわよ」
心読み「あ、終わったみたい」
蜜柑「あ何か
おちこんできた…」
蛍「ごんっ)何しょーもない考え巡らしてんだか
バカがいくら悩んだとこで何の解決にもなんないわよ
『星階級』なんて所詮人のつけた評価
あんたはあんたでしょ
そんなもんに惑わされてどーすんのよ
人の価値なんてそう簡単に決まるもんじゃないわよ」
そんなもん(・・・・・)か…………
それ(星階級)に囚われて初等部のまま
いや
学園に囚われたままの俺は
どれ程ちっぽけのものなんだろう
たかが星階級…
されど星階級…
あいつは
蜜柑は
俺のように囚われてしまわぬように
どうか『先生』『姉ちゃん』あいつを学園から守ってくれ…
俺はただ
祈る他ならなかった
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作者名:暁@Morte | 作成日時:2020年12月30日 11時