２6話 ページ26
no side
高橋光輝は目の前で倒れたAを抱きかかえ、保健室へと向かった。
「言わないほうが、よかったかな・・・。」
そう呟いた光輝くに後ろから声がかかった。
「おい・・・・。なにやってんだよ・・・・光輝」
しかめっ面の拓磨だった。
「拓磨も・・・同じ学校だったんだね。」
うわ言のように光輝は言った。
「ッチ・・・そいつ、俺の女だから、返せよ。」
悪態をつきながら言う拓磨に
「え、付き合ってるの？」
と、少し焦りを含んだ声音で光輝は返した。
「そうだよ。両想い。」
そう言いながら拓磨はAを抱きかかえようとしたが、光輝はするりとかわす。
そして、言った。
「s.p2.5の副作用か。」
「なんで知って・・・・・！？」
「そりゃね？パートナーの薬、探さなきゃ。」
余裕そうに言う光輝。
「そうはさせねーよ」
相変わらず眉間に皺を寄せている拓磨
しばらく睨みあうと、先ほどまでの明るい声音からは想像もつかない、低い光輝の声が響いた。
「なんで、飲ませた・・・？」
「・・・・」
「なんで、守ろうとしなかった！？」
「お前には、あの時の俺の気持ちなんてわかんねーだろ」
拓磨の声は、苦しそうに掠れる。
「じゃあ、嘘ついたままで、いいんだ？A、苦しんでるのに。」
「お前は逃げたくせに。俺と、Aが、キスしてるの見て。」
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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天翔(プロフ) - しぇるふぃあ。さん» ありがとうございます。すごく的確なアドバイスと、間違いを教えて頂き、本当に感謝です。s.p.2.5の設定等は後々わかりやすく説明したいとおもってます！ありがとうございます！描写等も学んでいきます！ (2016年8月17日 15時) (
レス) id: e1be7cd8e0 (このIDを非表示/違反報告)
しぇるふぃあ。 - 「アドバンス」→「アドバイス」ですね。私としては、s.p.2.5の設定がもっと生きるとすごくいいと思います。あとはきゅんとしているときの情景描写や、胸の痛みを比喩を使って表現するときゅんきゅんします！例えば味覚も比喩に使えますし。偉そう＆長文失礼しました。 (2016年8月17日 13時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)
勾 - ドキドキしますね、この話。続き楽しみにしているのでよろしくお願いします(*‘∀‘) (2016年2月8日 20時) (レス) id: 4677a359f8 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 下手くそですみません！ 更新、頑張るのでよろしくお願いします！ (2015年6月27日 17時) (レス) id: d1594d4ae2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天翔 | 作成日時：2015年6月27日 17時
