episode 8 ページ9
男主 side
突如きた悪夢。
相手の狙いはオールマイト。
そして、
「無華衣Aさんをこちら側に引き入れる。それが我々の目的です。」
一斉にみんなが俺を見る。
理由なんて分かっていた。
俺の個性だ。
そりゃあ誰もが欲しくなるだろう。
それと同じくらい、怖いだろう。
勢いよく赤髪と爆発野郎が前に出て、霧のヴィランに個性を発動した。
「なんで無華衣なのかが分かんねぇし、その前に俺達にやられる事は考えなかったか！」
やったのか、そう全員が思った。
「あぶない、危ない。」
「生徒とは言えど、優秀な金の卵...」
やっぱり、生きてるか。
そう気づいた時には黒い霧に囲まれていて、ワープをしていた。
＿＿＿＿＿
『ぐ、.....え、』
俺は中央の広場にいた。
「っっ、無華衣！？」
そこには、ヴィランと戦っている担任がいた。
そして、目の前には顔面に手を付けているヴィラン。
俺はゆっくりと立ち上がり、戦闘態勢を取った。
「はは、そう怖がるなよ。別に殺そうとはしない。」
ヴィランの言葉なんて信じるな。
聞いただけ無駄だ。
「それに、お前と戦っても触れた瞬間俺の個性は消えちまう。それに俺の個性は"崩壊"」
崩壊、？
俺の個性と似たような単語が出てきて、少しびっくりする。
「お前と一緒って訳じゃあないけど、俺は触れた者を塵にすんだよ。」
触れた者を塵にする、個性。
相手はヴィラン。
俺が触れる前に相手に触れられたら、俺は塵になる。
「さァ、どうする、？」
相手は俺に問いかけた。
もちろんそっちなんか行く訳ないだろ。
そう言おうとしたとこだった。
何か地面に叩きつけられる音がした。
振り向くと、地面に押さえつけられている担任の姿。
腕は折れていて、目を逸らしたくなるほどの怪我だった。
さァ、どうする、？
「お前の決断一つでアイツが死ぬぞ、？」
手だらけヴィランがニィっと不気味に笑った。
next ➩
episode 9→←episode 7 【ヴィラン連合襲撃事件】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 786人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪月花 - 面白いです！！面白すぎて一気読みをしてしまいました。更新頑張ってください！応援してます！！！ (2021年12月25日 12時) (
レス) @page25 id: dcac8e28b5 (このIDを非表示/違反報告)
廃部させ隊 - 面白すぎy((これからも頑張ってくださいｯｯ好きｯｯ (2021年12月16日 19時) (レス) @page24 id: 4296e190f8 (このIDを非表示/違反報告)
み。(プロフ) - のむさん» ありがとうございます🥲🥲嬉しいです‼️ (2021年12月9日 18時) (レス) id: fd44de550f (このIDを非表示/違反報告)
のむ(プロフ) - 一気に最新話まで読み切ってしまいました！楽しみにしてます！(*´ω｀*) (2021年12月7日 21時) (レス) id: 08e3594b41 (このIDを非表示/違反報告)
み。(プロフ) - ライさん» 教えてくださってありがとうございます😭直しておきます (2021年11月26日 17時) (レス) id: fd44de550f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：み。 | 作成日時：2021年11月13日 21時
