あの人の妹は 2 短編集【Fischer's】

33,偶には3人で ページ33

Aside
実家にいる私とお兄ちゃんはおばあちゃんに助けて貰ってばかりいた

両親2人私達が高校生になる前に事故で死んだ

ここまで育ててくれたおばあちゃんになにも出来てない私達は2人で話して決めたことがある

マ｢ばあちゃん
偶にはご飯食べに行こうぜ｣

おばあちゃん｢あら
でもお仕事とかは大丈夫なのかい？｣

『今日は休みだからおばあちゃんに会いに来たの
だから大丈夫だよ』

親孝行が出来なかったからおばあちゃんと久しぶりにご飯に行こうってなった

おばあちゃん｢外食なんて何年ぶりかしらね｣

マ｢俺おばあちゃんが入りやすいように車出してくるからAはおばあちゃんと準備しておばあちゃんと来てね｣

『うん』

とお兄ちゃんは私に言って先に車を出しに行った

おばあちゃんが持つのを準備してる時に家の戸締りとかをしていた

『おばあちゃん持つのこれで大丈夫？』

おばあちゃん｢えぇ｣

と言いゆっくり家を出て私は鍵をしっかり閉めた

『おばあちゃん乗っていいよ』

おばあちゃん｢ﾌﾌｯ
ありがとうねぇ｣

私はおばあちゃんが助手席にちゃんと乗ったのを確認して後部座席に座った

マ｢皆いるな
行くぞー｣

『おー』

と言いお兄ちゃんは車を運転して和食屋まで行った

あれからご飯を食べておばあちゃんの家に戻って家に帰ろうと思ったが明日学校休みだし久々にと思い2人実家で寝た

またこうやってできるといいな

34,私に出来てアイツに出来ない事→←32,家族に感謝してますか？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す