あの人の妹は 2 短編集【Fischer's】

15,呼び出し ページ15

Aside
はぁ…はぁぁぁぁ…

今放課後なんだけど呼び出しくらったよ
女子にしかもその子やばいぶりっ子らしくてウオタミなんだとか

しずくには部活先に行ってもらってるけどさー
やばいね
私何かしたかなあの子に

まぁ行ってみたらさ

女子｢来た来たぁ｣

『どうしたの？何も無いなら私部活行きたいんだけど』

女子｢じゃあ早く終わらせるねぇ？
Fischer'sのモトキ君とぉ別れてほしいのぉ｣

『！！』

今私は頭を打ったような衝撃だった
でも落ち着いて…

『…なんで？』

女子｢私ぃモトキ君のファンでぇ同担拒否なのぉ
そしてぇ私の未来の旦那さんはぁモトキ君って決まってるのぉ
だからモトキ君の彼女のココちゃんいやAちゃんに別れて欲しいのぉ
そしたらぁモトキ君は可愛い私のところに来ると思うんだよねぇー
だから別れてくれない？｣

いやお前みたいなやつに近づくやついるかな

現に男子に嫌われてるしさ
まぁ私もそうでも無いけどね☆←お前モテてるからByダーマ

『なんで君に決められないといけないの？
同担拒否だから何？それは君が決めることじゃないよ？私と別れてもモトキが誰と付き合うのかはモトキが決めることだし…』

？｢あと俺Aと別れる気ないから諦めてくれないかな？｣

あっこの声聞いた事ある声だ落ち着く声

女子｢モトキ君！｣

モ｢俺のAに何してんの？｣

女子｢違うの！私は何もしてない！Aちゃんが私を呼び出していじめてきたの！｣

友｢嘘だよね？
私録音してるよ？｣

『しずく？！』

モ｢ほんとにAがいじめたの？｣

女子｢……ごめんなさい！｣ﾀﾞｯﾀﾞｯ

あっ走って逃げた

『…2人ともありがとうでもなんでここに？』

友｢私がモトキさん呼んだの｣

『なんで？！』

モ｢Aから電話来たかと思ったらしずくちゃんでAが女子に絡まれてるってきたからすぐにきたの｣

『私の携帯から？』

友｢A教室に置きっぱになってたよ｣

『ほんと？！』

友｢うんw｣

モ｢A部活行くでしょ？だから俺帰るねまた帰る時に来るから｣

『いいの…？二度手間じゃない？』

モ｢Aのためなら二度手間位どってことないよww｣

『モトキらしいwwじゃあ後でね』

モ｢後でねバイバーイ｣ｽﾀｽﾀ

モトキが見えなくなってから

友｢いい彼氏でよかったね｣

『うるさいなーww』

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