小悪魔、ときどき小鹿 *４*

言ってはいけない言葉　LH Side ページ8

Aの引越しの手伝いにやってきた



邪魔者２匹を連れて、、、







CY「久しぶりにAに会えるぅーー！！」




「黙れチャニョル」




BK「何日ぶり？３日ぶり？」




「帰れベクヒョン」




CY「ヒョンこわぁーーい！」




「どっか行ってくださいチャニョル」




BK「だってAが人手がほしいって言ったんでしょ？仕方なくない？」




「それは言うなベクヒョン」








そんなこんなで２匹を引き連れてAのマンションに


ふて腐れてたけど、




A「私はそれでも嬉しいよ？

だってルハンおっぱと少しでも一緒にいられるから」





その言葉で一気にやる気が沸いてきた


本当にるぅって単純




でもいいや。だってAがそう思ってくれてるから。





２匹の大型犬がドタバタと床を磨いているのを横目に、１人キッチンで残っていた食器を丁寧に箱に入れていく









、、、どのくらいだろう



Aと一緒に過ごせる日々は






るぅ達に後どのくらい時間がある？






・




・




・






Aと話をしたあの日から




自分の心の奥底に小さく小さく眠っているある１つの想い


絶対に、、、Aの前では言ってはいけない言葉






ずっとずっと、、、



今の今まで隠してきた


絶対、口が裂けても言ったらいけない






でも、、、言わないと自分が壊れてしまいそうになる時がある


だけどAを困らせたらいけないから







絶対に言わないんだって心に誓ったのに...





「あっ!!」



ガシャンッッ!!





考えに没頭しすぎて思わず持っていたお皿を落としてしまった


割れてバラバラになった破片を急いで手でかき集める






A「...おっぱ!?」



「あ、、、ごめんA」



A「大丈夫!? 怪我してない!?」





音を聞いてやってきたAが慌ててるぅの傍に来て破片を拾おうとする





「怪我するから!! ...Aは触ったらダメ」



A「あ...うん」





Aは何も言わずにただそこで割れたお皿を見てるだけだった





すると、、、



A「何か、、、私のことで悩んでることがあるの？」



「えっ...？」





確信をつかれた気分だった





でも、それでも言えないんだ


我慢するって...約束した







「ごめん...」



そっとAを抱き締める



言ってはいけない









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿日本に行かないで、、、離れないで、、、

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