小悪魔、ときどき小鹿 *４*

SM TOWN...? ページ35

日本に来て1年があっという間に経ち





気がつけば私は、

数ある資格も無事に取得し、ハナさんの1番近くでアシスタントができるまでに成長していた





私はこの1年で大きく成長したんだ





私の夢が叶うのも後もう少し、、、



それまで頑張らなきゃ





そして今日もハナさんと共に仕事へと足を運んだ




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「コンサート？？」




HN「今度東京ドームで開かれるコンサートのことよ。

ある事務所の歌手達が一同に集まるコンサートなんだけど、、、


そのためのスタイリストを私達のとこで頼めないかって依頼が来たみたいでね。


あなたはよく知ってる人達が集まるコンサートなんだけど、、、もちろんあなたも参加してくれるわよね？」




「私がよく知ってる人って...誰のことなんですか？」




歌手で知り合い？


そんな人日本でいたかな、、




疑問だけが私の中で渦巻く中、次にハナさんの口から告げられた言葉は


、、、私には衝撃的過ぎた






HN「韓国の事務所の、SM ENTERTAINMENTなんだけど...Aもしかして知らない？」





SM ENTERTAINMENT...



忘れかけていたあの人が


ううん、違う。




私の中でずっと今でも忘れることができないあの人の顔が、、私の中で浮かんでそして消えていく




HN「えっと、、確かSM TOWN？だったかしら、、、

AはEXOのヘアスタイリストだったじゃない。

ソヨンからそう聞いてたけど...」






あっ...



声を出したいのに


上手く話せない、、、




徐々に手が震えてくるのが自分でも分かった




なんで、、、


どうして私はこんなに動揺してるの？



HN「A？

気分でも悪いの？？」




「...ぃえ、、大丈夫です。

確かに私は...1年前、韓国でEXOのヘアスタイリストを担当していました、、」



HN「でも今はもうヘアメイクだけじゃなくて他にもできること増えたわね(笑)

あなたはもうスタイリストなんだから、
まだ不安な気持ちも分かるけどこれからは失敗を恐れずに挑戦することが大事よ？」



俯いていた私の顔を、下からのぞき込むように優しく声をかけてくれたハナさん




違うんです...


そうじゃない...




確かにヘアメイク以外のことを、大切なコンサートで私が担当するのは正直不安しかない



でもそれ以前に、、、




ルハンおっぱに



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会うのが...怖い。

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