小悪魔、ときどき小鹿 *４*

どんなに離れても... ページ14

手を繋いだまま2人で私の部屋に入る


ベッドに2人腰掛けて、だけど手はおっぱによって握られたまま




LH「明日なんだよね...」



「...うん」





2人の間にしばらくの沈黙



LH「明日は何時?」



「...朝の8時の飛行機」



ズキリと心が痛んだ



LH「るぅも行くから起こしてね」



「...分かった」





そしてまた流れる沈黙


でもそれを破ったのはルハンおっぱだった





LH「A」



急におっぱに押し倒されて唇にキスをされる


いつの間にか舌を入れられて、私はそれについていくのが精一杯だった





「おっぱ...」



LH「怖い?」




ふるふると首を横に振る


おっぱが優しく髪に触れて、また私にキスを降らせた




甘いリップ音だけが部屋に響きわたる、、、






LH「大好き。愛してる」



「私も」



LH「A...」



「何..?」



LH「日本に行ってもずっとAだけ想ってるから」



「うん...」



LH「るぅにはAしかいないから」





なんで、、、?



ぽとりと冷たい雫が私の頬に降ってきた


ルハンおっぱ、、、




「泣かないで...」



手を伸ばしておっぱの涙を拭う




ルハンおっぱが泣いていた

綺麗な顔に綺麗な涙の粒が輝いて頬を伝っている




「私、、日本に行っても絶対おっぱのこと毎日想ってるよ。


どんなにイケメンな人がいたって、、、私にはルハンおっぱだけだから

...おっぱ私がいないと、、私が離れたら何にもできない...?」




LH「・・・」




「どんなに離れてても気持ちは変わらない..安心して?



私はおっぱの方が心配だよ...笑

おっぱかっこいいし、周りには可愛い女の子ばっかりだし、、付き合ってなんて言い寄られたら、、おっぱ断れなさそうだし..



私がいないとなんにもできない、、とか言うし..」






次第に私の頬にも冷たいなにか、、



それをおっぱが今度は拭ってくれた

そしてまた、、、優しくキスをする






LH「愛してる」



暗い部屋の中でまたあの時みたいに私とおっぱの甘い声だけが響く





、、、この温もりは傍にいなくなる


明日からは、、、もう、、、







LH「るぅのこと好き...?」







世界中どんなに探したって私の目にはおっぱしか見えない


おっぱだけが私の心に入り込めるの...









「...我爱你」




そのまま、、、

最後の甘い時間はあっという間に過ぎていった________

最後の嘘→←お風呂はダメですよ

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