文豪から愛しい貴女へ

トラウマから想い出に<中原中也> ページ4

林檎飴さんリクエスト

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私は、雷が怖い

昔、大雨の中、父と母と共に車に乗ってドライブしていた時に事故にあった

幸い全員無事だったがそれ以来怖い

「A……？」

今も怖い

中原幹部に任務報告をしている最中に眩しい光がカーテンの隙間から覗いて大きな音も聞こえた

「いや！！」

「大丈夫か！？」

そう言って中原幹部が駆け寄ってきた時、電気が消えた

「いやだ……怖いよ……」

「だ、大丈夫か？」

大きな音がまた聞こえた

「いやだよ……」

そう言った時、目の前に光が見えた

中原幹部が蝋燭に火をつけていた

「大丈夫か？雷が苦手だったのか……」

「幹部……」

「大丈夫だ！俺が側にいるし此処にゃ落ちないぜ」

そう言って優しく笑う中原幹部

「それに、もし落ちてきも俺が守る」

そう言って蝋燭を左手に持って右手でしゃがみこんでいる私に手を差し伸べてきた

「ほら、取り敢えず立とうぜ？」

その瞬間、また大きな音がなって下を向いてしまった

すると中原幹部が私を優しく包み込むように抱きしめてくれた

「大丈夫だ。俺がいる」

「……はい」

そう言った時、電気がついた

流石マフィア、復旧が早い

「よし……電気はついたな。珈琲でも飲むか？」

そう言われて頷く

「ソファーに座って待っとけ」

そう言って中原幹部が私を立たせてくれた

「あの、中原幹部！ありがとうございます」

そういえば中原幹部は優しく笑って

「また雷が鳴ったら守ってやるよ」

そう言われた









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中「どうだった？リクエストありがとうな。また見てってくれよ？」

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