二十四夜。(ノーサイド) ページ28
鶴丸が中に入った瞬間、部屋に異常な濃さの鉄の匂い。
鶴丸「斬鬼…?何処に居るんだ?見えないんだ…君が居ないと何もできないんだ。」
外は明るく、小窓から光が入っているはずなのに、なかはあり得ないほど暗く、
鶴丸を飲み込んでしまうかの様に深い黒だった。
何処からか歌が聞こえる。
小さく、か細く、注意して聞かないと気づかないほど。
“一人じゃないわ、みんながいるから。
寂しくないわ、あなたがいるから。
あなたは勘違いをしているわ。
私はあなた以外は要らないの。
ずっとそばにいて。
ずっと離れないで。
ずっと離さないで。
鎖で繋いで。逃げないように。
体に仕込んで。あなたにしか反応しない様に。
そうしたら私。あなただけの人形になるの。さぁやって。
はやく。„
ｻﾞｼｭｯ
肉を切る音。また濃くなる鉄の臭い。
鶴丸「そっちにいるんだな。すぐにいくぞ。」
狂った笑みを携えて。
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桜龍(プロフ) - りこ63さん» ありがとうございます！！嬉しいな…続編出来ました！ (2018年11月25日 19時) (
レス) id: 5df0891f93 (このIDを非表示/違反報告)
りこ63(プロフ) - 番外編も面白かったです！、続編作ってほしいです！楽しみにしてます(*´ω｀*) (2018年11月25日 18時) (レス) id: b104c4683b (このIDを非表示/違反報告)
桜龍(プロフ) - メイド喫茶5 演劇０ コスプレ喫茶０ (2018年11月23日 9時) (レス) id: 5df0891f93 (このIDを非表示/違反報告)
桜龍(プロフ) - 白さん» はーい! (2018年11月23日 9時) (レス) id: 5df0891f93 (このIDを非表示/違反報告)
白 - メイド喫茶に一票 (2018年11月23日 7時) (レス) id: 09ba0af9d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜龍 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.orromame/
作成日時：2018年10月31日 2時
