鬼になりました。ハイキュー×鬼滅の刃

１４話 ページ17

…動きが止まった。ついたのかな？
話し声がする。昨日聞いた声ばっかりだから柱の人だろう。あれ？でも昨日聞いたこと無い声もする…この人の声落ち着くな。

炭「すいません！遅くなりました！」

？「大丈夫。３人は時間についてるよ」

実「とりあえず座れｪ」

善「は、はい！」(ﾋﾞｸﾋﾞｸ

…善逸震えてる…この声は実弥さんか…傷がいっぱいあって怖い顔してたからかな。

？「では、３人も来たことだしAのことについて考えようか」

全-A「はい！」

？「まず皆から聞いた話だとAの家を鬼舞辻に襲われ、家族は殺されAだけ鬼になった。鬼にされてから随分時間がたっていたらしいがAは目の前に血塗れの死体がいっぱいあるというのにAは食べてなかった。意識は微かにあって鬼舞辻のことも覚えている。だから殺さなくてもいいのではないのか？ということだけど間違っているところはあるかな？」

炭「間違っているところはありません。」

何か皆あの声の人に対してはかしこまってる。
この人が御館様なのかな？

館？「柱の皆はどうだい？」

実「俺は反対です。確かにあの状況で我慢出来たのは凄いてすが家族だったから食わなかったんじゃないんですか？」

小「俺も反対です。不死川と同じで他人を食べないと言う証明できないじゃないですか。」

冨「俺は賛成です。きっとAも禰豆子みたいに人を食べなくても生きていけるはずです。」

し「私も今回は賛成です！彼女、人も食べず、禰豆子さんみたいに寝てもいないのに怪我が治っていたんです！きっと彼女には何かあるんですよ！」

あー、やっぱりこの人が御館様なんだな。何となくそんな気がしてたのよね。でも意外だったな。私のことを庇ってくれる人がこんなにいるなんて、嬉しいな…

実「俺がまた証明しますよ！前みたいに！」

炭「!!やめr」

実「失礼します。御館様！」

炭治郎が喋ろうとした瞬間私が入っている箱が飛んだ。

善「Aちゃん！」

いきなり箱を開けられ外に出されたと思ったら数回刺された。

「うっ…」

実弥さんは私を刺した後自分にも傷を付け血を流した。

「むっ」(ﾄﾞｸﾝ

実弥さんの血を見た瞬間心臓がはやまった。

実「おらｧ我慢しなくていいんだぜｪ？」

食べたい、でも駄目だ。せっかく善逸達や義勇さん達が庇ってくれたのに…期待を裏切ることになる。駄目だ。駄目だ。駄目だ。

「…」(ｽﾀｽﾀ

皆-A「！？」

実「…は、箱に戻りやがった。」


続く

１５話→←１３話

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーアルファベット

X

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す