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私は、ななみんに話した。
私のお兄ちゃんがジャニーズJr内のグループ、HiHi Jetsのメンバーだと言うこと、そして、そのお兄ちゃんに恋をしちゃっていること。

これは引かれるよね。そう思いながらも、恐る恐るななみんの顔を見た。


すると、私の瞳に写ったのは、悲しそうな顔をしたななみんで。

「そう、なんだ……。辛かったよね?話してくれて、ありがとう」

そう言って、微笑んでくれた。

正直、いくら仲良しのななみんでも、お兄ちゃんに恋してるなんて気持ち悪いって引かれるかなって思ってた。けども、全然そんなことなくて。あぁ、もっと早く話したら良かったな、なんて。



「ところでさ、






HiHi Jetsって、なに??」




不思議そうな顔をしたななみんが問い掛けた。「なんか、強そうな名前だね」なんて感想も付いてくる始末で。結構有名だと思ったんだけどなぁ。クラスの子達が話してるのもよく聞くし。お兄ちゃん達は、まだまだ伸び代とか言うやつがあるんだなって実感した。


「あ、えっと…ジャニーズは分かる?」


「ジャニーズ?あれでしょ、あのー………………山下智Pとかでしょ?」


「山下智久ね?うん、まぁそうだね。簡単に言うと、男性アイドルかな」


「ごめんね、私男性アイドルとか特に疎くて…。ままが智P好きなの」

「うん、だから山Pね」


何だか、少し緊張した感じの雰囲気だったのに、一気に和んだ。

いや、智Pって誰だよまじで。



でも、ななみんに話せたお陰かな?何だか一気に心が軽くなった気がした。



「とにかくさ、今しかないんだから頑張んなよ!!」



「あはは、………ありがとう。本当に」

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設定タグ:井上瑞稀 , HiHiJets , ジャニーズJr   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:うどん | 作成日時:2019年6月7日 15時

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