君と偏見と9mm ページ10
それから俺の部活の話とかいろいろを話をしていたら、1時間過ぎていた。
…あっという間だったなぁ…
『ふふっ…及川先輩って、なんかもっとアホな人だと思ってました。
クラスメイトも貴方と付き合いたいだの、貴方に彼女が出来ただの、ずっと言ってるんです。
だから…苦手なタイプだと思ってたんです。
けど違った。私の偏見だったんですね。
及川先輩は面白くて、優しい先輩だったんですね。
私も、貴方に興味を持ちました。
月2回…じゃなくて週1回にしませんか。
勿論…貴方がよければなんですけど』
驚いた。なかなか面白い子じゃん。
俺も興味を持ったよ。前よりもっと。
「勿論。いいよ!俺ももっと君と話したい…
だから、毎週月曜日…ここで会わないかな?」
『勿論、おっけーって奴です。
では…また月曜日に。ここで』
ピアノイスを片付けると、
彼女はポケットからティッシュを取り出す。
そして音楽室のドアを開けた。
その先には彼女にそっくりな彼がいて、
彼女は彼の手をとると、帰っていってしまった。
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作者名:歩 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年2月6日 22時