この恋、理不尽ですか？2 Tomohiro.K

重岡大毅の1日目 夜 ページ7

Aが部屋を出ようとした時。






桃「あ、はよあがってはよ遊ぼうな！」





『はいはい、もう行くから。』






緑「女子部屋行くなら、俺、ついてこうかなぁ。」





Aが部屋を出ようとしたら、
神ちゃんのオカンが炸裂して…





桃「はぁ！？2人っきりは無いわ2人っきりは。」








緑「はいはい、じゃあのんちゃん行けば？」







と、大人な意見が出て、
この言い合いが終わると思いきや…







青「お前の方が2人きりはあかんやろ！！」







と、流星。








『流星と2人きりも望と2人きりも変わらへんよな。』








Aがそう言い、流星ポカーンとして、






赤「幼稚園児ちゃうんやし、1人で行かせばええやん。」







「「「それはあかん！断固あかん！！」」」








と、小瀧と流星まで過保護になり…









Aと交流があって、その時に部屋にいたのは、

神ちゃん、小瀧、流星、廉、大吾、俺の6人。






大西はいたけど、あまり喋ったことがなく、
気まずくなるのが2人とも目に見えたみたいでパス。








大吾は、Aとはそこそこ喋るらしいけど、
ちょうど淳太先生に呼び出されてたのでパス。








廉は、タラシなので、過保護へと化した3人によって、
ご丁寧にお断りされ…







神ちゃんは小瀧、小瀧は流星、流星はAから
色々言われたので、とりあえずパス。









そうなった瞬間、全員の目線が俺の方に。









…え、俺！？






え、なんなん。
その、どうせしげは女の子興味ないやろうから、
Aと女子部屋行ってもええやろみたいな目は！！






((注)誰もそんな目で見てません)









『よし、しげお行くで。』






と、なり、護衛をしとるんやけど…









女子の目線怖い。







特に永瀬ちゃん。






神ちゃんが言うとった通り。







あれ、でも永瀬ちゃんは俺のことなんとも思ってへん。






嫉妬やないのになんで睨んどるん。






『準備するから、私の布団座っててええで。』



そう言われ、Aの布団に座る。






永「重岡くん、重岡くん。」




部屋の隅で金内ちゃんとわちゃわちゃ準備しとるAには聞こえへんくらいの小声。





赤「ん、なに？」





小声が苦手な俺も、小声で話すことにした。





永「重岡くんもAちゃんのこと好きなん？」




え、俺があいつを？









.









ないないないないないない。悪いけどほんまにない。

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