彼の茶髪は誰より明るい【二口堅治】 (ページ21)

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18茶髪ページ21

「ただい…………っ⁉」

何この靴の量。金曜日。明日のお出かけに胸を膨らませ、ドアを開けたら尋常じゃない量の靴。

孝支「おかえり!みんな来てるべ！」

　「??」

日向「あ!A!」
田中「あぁ、Aさんの制服だああああ！」
西谷「そうだな!龍!」

烏野高校バレー部の皆さん。

　「潔子さあん‼お久しぶりですね!」

清水「そうね。元気にしてた?」

　「はい！おかげさまで。」

日向「そうだ!明日ここで勉強会するんだけど、Aもどう??」

　「いや、私は用事があって出かけるから………」

影山「そうなのか。」

そうだ。

　「あの、潔子さん。」

清水「あら、二口君なの?」

(コクリ)

自室なう。潔子さんに服選んでもらってるなう。

清水「このワンピかわいい。じゃあ靴下はこれね。髪は…………明日早めに来てやってあげる。」

　「ありがとうございます!!」

〜次の日〜

　「どう、かな？」

孝支「おう!とっても似合ってるべ！」

日向「Aうかわいい!」

えへへ〜

今来ているのは紺色のチュールのミニワンピに水色の靴下。髪は両サイド一房づつ編み込み三つ編み。それを耳にかけている。

ピンポーン。

清水「Aちゃん。いってらっしゃい。」

　「いって、来ます。」

心臓が、うるさい。