彼の茶髪は誰より明るい【二口堅治】 (ページ18)

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15白髪ページ18

作業服、作並に借りたのか。やだなあ……………。
何で女子に借りなかったんだよ。
あ、そんなに仲良くないからか。解決。

まぁ、ダボダボ似合ってるし良しとするかああああああああ!!!!!!

ちょーカワ。げきカワ。あーもー集中できねぇ。Aのせいだ。そうしよう。

宮川「二口先輩!お上手ですね‼」

　「んあ？あぁ、ありがとな。」

やっべぇ、全然聞いてなかった。つかコイツ誰だよ。自己紹介無しかよ。

宮川「あ!私宮川夏です!夏って呼んでください!」

　「よろしく宮川。」

宮川「スルースキル高いですね!」

…………………あっひゃァァァァァァァ!!!!!!!!

Aがめっちゃ冷めた目で宮川見てる!!

それに気づいてない宮川ァァァァ!!!!

あー………………腹いてぇ。

A「何笑ってるんスカ。」

あれれ?なんかご機嫌ななめ??

　「Aさん何でご機嫌ななめ?」

A「あ？」

　「すいやせん。」

ぽん。肩に手が置かれる。

青根「…………(ふるふる」

お、おう……………

青根「今は…………そっとしておけ。」
　「？」

青根はなんか知ってんな…………でも、青根の口は割れないなぁ………

　「A、そこ違う。」
A「嘘だ。」
　「いや嘘じゃねっ……………………」

ブワッ

振り向いたAと思ったより顔が近くなり、お互い赤面する。

俺、近々ﾀﾋぬ。