21話 ページ23
ホグワーツに入学して早1週間。
慣れない授業や、広すぎる城の中を迷いそうになったりするのは大変だが、それなりに充実した日常を送っている。
「おはようサクラ」
「おはよう」
「おはようメリー、ロッテ」
メリー・マクドナルドとロッテ・マリビアは私と同室の友人たちだ。メリーは私と同じマグル生まれの魔法使いで、ロッテは半純血らしい。彼女たちとはこの1週間で結構仲良くなった。
でも・・・
ベッドから出た時エバンズと一瞬目があったが、すぐ向こうの方からそらしてしまった。全く面倒臭い人と同室になってしまったものだ。
私たちはこの1週間物の見事に冷戦状態が続いている。メリーとロッテは最初は私たちの間を取り持とうとしていたが、今はそっとしておいてくれる。
「サクラ、今日こそ眼鏡取れば？」
「取らないわよ」
ロッテは初日から度々私に眼鏡を取るよう勧めてくる。まあ眼鏡の方が楽だから取るつもりはないけど。
「えー？眼鏡取った方が絶対可愛いのに〜」
「私もそう思うよ？」
メリーも笑いながらそう言ってくる。
「はいはい。先に行ってるわよ」
めんどくさくなった私は素早く身支度を整えて談話室に行った。
「おはようサクラ」
「おはよう」
「おはようリーマス、ピーター」
ジェームズとシリウスと同室らしいリーマスとピーターとも随分親しくなった。
「ジェームズとシリウスはまだ部屋？」
私が聞くと、リーマスは男子部屋に繋がる階段を見ながら頷いた。
「うん。今日はシリウスが起こしてるからね」
この1週間でわかった事だが、どうやらジェームズは朝に弱いらしく、同室のシリウスたちが起こすのを手伝っているらしい。
「毎日大変ね」
「まぁね」
ホグワーツでの最初の友人となったジェームズとシリウスは本当に優秀で、この1週間でかなり寮の点数に貢献している。まあ悪戯が過ぎるせいで減点も結構されてるけど、それ以上に点数を稼いでいるから先輩たちも特に何も言わない。
「あ！サクラおはよう！」
「おはよう！」
私が談話室に来て約5分後、件の悪戯コンビが降りてきた。
「おはよう」
私たちはみんなで朝食を食べに大広間に行った。
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ナツピー(プロフ) - 受験生さん» コメントありがとうございます。時間かかるかもしれませんが必ず続きは書くのでお楽しみに！ (2022年1月6日 7時) (
レス) id: 56c6e69f8d (このIDを非表示/違反報告)
受験生 - 初コメ失礼します！続きがすごく気になります！！更新頑張ってください！！ (2022年1月5日 23時) (レス) id: 5fbad7a3d7 (このIDを非表示/違反報告)
ナツピー(プロフ) - cherryさん» こちらこそ誤解させる表現をしてしまいすみません。続きはもう少し内容が固まったら投稿しますのでお楽しみに(^ ^) (2018年12月21日 23時) (レス) id: 41b7b6a015 (このIDを非表示/違反報告)
cherry(プロフ) - あ、重要な所突っ込んじゃってごめんなさい！そうだったんですね！続き楽しみにしてます♪ (2018年12月21日 23時) (レス) id: 84049ed362 (このIDを非表示/違反報告)
ナツピー(プロフ) - cherryさん» コメントありがとうございます。マグル製品がまともに機能しないという設定は私も知っていますが、この物語の主人公のサクラはまだ入学してそんなたってないのでそのことは知らないという設定です。まあネタバレすると録音作戦は失敗に終わります。 (2018年12月20日 22時) (レス) id: 41b7b6a015 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツピー | 作成日時：2018年9月9日 21時
