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74話 ページ26

『でも・・・』
炭治郎「でも?」
『今はまだ駄目・・・』
炭治郎「?」
『これは御館様にも言ってない事だけど・・・私のおじいちゃんとおばあちゃん鬼に襲われたんだ』
炭治郎「っ!」
『私の通ってた道場も襲われた・・・そこでおじいちゃんと師範の死体がなかった』
炭治郎「っ!それって!」
『うん・・・まだ会ってないけど2人は多分鬼にされてる・・・』
炭治郎「この間の那田蜘蛛山での人は・・・」
『道場に居座ってる私の5歳上のお兄ちゃん見たいな人のおじいちゃん』
炭治郎「そうか・・・」
『大丈夫・・・あの人もおじいちゃんも師範も鬼にした犯人は目星が付いてる』
炭治郎「それは・・・」
『私の父親だよ』
炭治郎「父親が!?」
『うん・・・私が人斬りをするきっかけを作った張本人』
炭治郎「なんでまた・・・」
『さぁ?鬼舞辻無惨にでも売ったんじゃない?強い鬼になれそうな人がいるって』
炭治郎「強いのか?」
『うん・・・おじいちゃんは元人斬り・・・師範は道場の師範に10代で任されたほどの人・・・この間の人左之助さんはおじいちゃんと共に幾千もの場面を潜り抜けた人・・・又の名を喧嘩屋斬左・・・』
炭治郎「花佳のお爺さんも人斬りだったのか?」
『うん・・・若しかしたら聞いた事あるんじゃないかな?人斬り抜刀斎って・・・』

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作者名:闇黒嶺 x他1人 | 作成日時:2019年12月11日 18時

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