やばいヤツらと俺(やばいヤツ)2【名探偵コナン】

50話 ページ24

｢─そんな訳だよ｣


夕飯を奴らに振る舞い、ついでに優姫にもあの事を説明した


｢良かった！お兄ちゃんがヨーコちゃんと付き合わなくて！！ヨーコちゃんも好きだけどお兄ちゃんのかのじょ？はわたしだから！！｣


ぶっちゃけ意味がわかってるのか、わからなくて言ってるのか知らないねぇが俺の妹マジで可愛い←


悶えそうなるのを我慢してありがとなと夕飯を食べる


｢まぁ、確かに？アナタが優姫以外を愛するなんて想像つかないもの。｣


そう頷くクリスに陣も魚塚も納得していた


｢あのなぁ？その通りだが俺だって彼女とか嫁とか欲しいとか思ったりもするんだぞ？ただ、優姫以上に可愛い奴がいないだけで。｣


アホかと最後の一口を食べる


美味かったなと思いながら席を立ち上がる


…なんか静かだな


不思議に思って陣達を見れば固まっていた


…


何でだ？


｢おい？｣


大丈夫か？と顔の前で手を振ればはっとしたと思ったら勢いよくクリスが顔を近づいてきた


｢アナタ優姫と付き合いたかったんじゃないの！？｣


｢はぁ？優姫は妹だろ？何で付き合うんだよ｣


馬鹿かと言えば私にもチャンスあるのかしら…と言う呟きが聞こえた


その意味を正しく理解することを俺はできなかった


｢…なら、男が男を好きになることにはどう思うんだ？｣


陣が唐突に聞いてきた


は？


｢ワリィ、ほんとに意味が分からねぇんだが？｣


｢そのまんまだ。さっさと答えろ｣


陣の言葉に魚塚も激しく頷いた


優姫はこっちを静かにこっちも見ている


クリスもだ。


答えなねぇとダメなのか？


マジで？

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