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「断ることはできないですよ?高瀬さん」


玉森「…………」

もう誰も止められないそんな空気感だった


北山「僕ならAのことも幸せにできるし、会社のことだって手を出せない。彼に比べたら全然マシだと思います」


父「それとこれとはわけが違う、君は黙っていろとさっき言ったろ」


A「、、、っ」


何で私は、何もできずただ立ち尽くしているだけなんだろう




男「はい、ヒートアップしそうだから一回止めますね?」


突然現れた謎の男の人


「誰なんだね君は、、」



その人は、以前私と先輩が道端で助けた
あのアメリカから来ていた人だった


父「なんで、、」


男「まず一つ、婚約の申し出をお断りしたい、それでいいですよね?」


日本語ぺらぺらだ、、、


父「ああそうだ」


「そんなこと許しませんよ、もう決まったことです、断るなら……」


男「それを決める権利はあなたにはありません、決まったこと?これから約束をするのに?誰が決めたんですか、それに権力をいいことに脅しにかかるのは良くない」


「何者かよくわからない君には関係のない話だと思うが?」


男「関係あるんですよね、、、この人の作り上げた会社を何だと思ってるんですか、合意なしに無理矢理は汚すぎますよ、金城がこんなことするとは見損ないましたよ」

父「おい、もう、、、」


「なんだって、、?」


そんな強気に、、、、まずい、、これは

北山先輩もヤバくねって顔してる

男「断るから脅す?どうぞ勝手にしてください、この人がそんな脅しで負けると思いますか、、、、高瀬のプライドを舐めないでいただきたい」


「………」


男「この話はなしです、さぁ帰りましょうか」


金城様は何も言葉を発することはできず、その場で立ち尽くしていた


男「あ、君も一緒に行くよ」

北山「、、、え?俺もですか」

男「ほらAと一緒に」

北山「え、、あ、はい」

そう言われて北山先輩は私の方にやってきた


男「それと玉森くん?だっけ、Aのこと好きならそれなりの後始末、頼んだよ?やってくれるよね?」


玉森「………はい」


玉森くんは恐れからかただ従うだけだった





北山「あの人って、俺らが、、」

A「ですよね、」

北山「何者?日本語も普通に話せてるし」

A「私もわかりません、、」

私たちは小声で話しながら、外に出た

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作者名:ころん | 作成日時:2021年3月31日 7時

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