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A「うそ、、」
ショウ「父から少し話は聞いたけど、変な虫が付いてるみたいで最近は娘に遣いを出してるって」
A「ショウさん、、、それ本当ですか」
ショウ「どうやら変な虫は君みたいだね笑」
北山「変な虫、、ね」
ショウ「でもその人も優しい方なんじゃない?こうやって普通に過ごせてるのその人が伝えてないからでしょ?」
たしかに、、、伝わってるならきっと………
ショウ「事情はなんとなくわかったけど、、、君にあの高瀬さんが落とせるとは僕には思えない」
北山「俺なりにしっかり考えてるんで、大丈夫です」
A「先輩……」
ショウ「まぁ頑張って?俺には応援することしかできないし」
A「あの、、この事は、、」
ショウ「言わないよ笑、面倒なことに巻き込まれるのはごめんだしね、高瀬さん怖いし知らないふりしてるのが1番良さそう」
ははは、、父のことをよくわかってる、、
ショウ「君もそう睨むのやめてくれないかな笑」
北山「睨んでないですけど?」
ショウ「まぁ、頑張ってよ、君も」
北山「そりゃどうも」
ショウさんはそのまま車に乗り大学から去っていった
北山「じゃあ、気をつけて帰れよ」
A「え、先輩帰るんじゃないんですか?」
北山「まさか、サッカーあるから、戻るよ」
A「わざわざきたんですか?ここまで、グラウンド遠いのに」
北山「、、、いや、それは、、その」
宮田「朝から気にしてたもんね〜さっきの人の車」
A「宮田先輩」
宮田「もー怖かった怖かった笑」
北山「お前また余計なこと」
A「優しいですね」
北山「うっせぇ、早く帰ればーか」
A「ばかってなんですか!北山先輩よりかは頭いいですーーー!もう!宮田先輩帰りましょ」
宮田「いいよー」
北山「はっ?なんで宮田と」
A「帰り道同じだから普通じゃないですか?」
宮田「そうだぞー」
北山「いや、普通じゃないだろ!2人で帰るとか…」
私は懐かしいことを思い出していた
A「北山先輩、私が高校の時言ってた意味わかりました?」
北山「何のことだよ」
A「まだ先輩が付き合ってた時、私と帰ろうとしてたことあったじゃないですか」
宮田「ん?何の話ー?」
北山「、、、、あ」
A「あー、なんか懐かしい笑」
宮田「え、なになに元カノの話?」
北山「そんなこともあったな」
宮田「え、無視ー?」
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作者名:ころん | 作成日時:2021年3月31日 7時