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それからひなは海斗が言っていた通り毎回、息を切らして帰ってきている
A「ねぇ、ひな、本当に」
ひな「何もないから、、、、何も」
そう言いながらも怯えているような雰囲気がすごかった
A「あれ何もなくないよね」
海斗「うん、ないね」
A「やっぱ変だよね」
海斗「うん、変」
私と海斗は父がいないことをいいことに
夜、ひなが帰ってくる時間に合わせて2人で外に出てひなの行動を見ることにした
海斗「きた！ひな姉だよ」
A「まだ、、走ってはないね」
海斗「でもなんか様子がおかしくない？」
A「確かに、、」
歩きながら見てるとひなが少し走り始めた
海斗「ひな姉行っちゃうよ、姉さん」
A「待って」
私たちが止まるとひなの後ろを追いかける怪しい奴がいた
もしかして、、ストーカー？
A「海斗、ひなのところ行って、あいつは私がやる」
海斗「わかった！」
ひなも私同様運動神経は抜群にいいから逃げ足ははやい
でも男もなかなかでひなのスピードについて行ってる
A「あ、あの、、すいません」
「っ、、何か」
男はひなの方をチラチラと見て気にしている
A「そんなに気になりますか、前の女の子が」
「チッ、、、お前誰だよ」
A「あの子の、、、家族ですけど？」
私はマスクを外すと男はびっくりしていた
「な、、なに？家族、、？」
そして逃げようとするから
私も追いかけて捕まえる
A「私の家族に、、二度と、近寄らないで」
「離せ、、離せっ」
ひな「、、、、A」
A「もう大丈夫だよ、捕まえといたから」
海斗「警察も呼んである！」
A「さすが海斗！」
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作者名：ころん | 作成日時：2021年3月31日 7時
