Only you4

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北山side




夏休みに入って、横尾さんと会ってご飯を食べに行こうとしていた時だった



横尾「ね、かのんもいい？」


北山「はぁ？別にいいけどさ、でもそうなると俺いらなくね？」


横尾「まぁいいじゃん？後輩マネージャーだろ？」


北山「もー、わかったわかったから」





_______________



そこからはかのんちゃんも合流して
3人でご飯を食べた



かのん「ふ〜食べた〜」


北山「食べすぎると太るぞ」


横尾「俺の彼女になんてことをいうのかね君は」


北山「あーでたでたカップルの、惚気」


横尾「かのんはもっと食べたほうがいいの、やせてるから」



横尾さんとガミガミ言い合いをしているとかのんちゃんが急に大声を出した



かのん「はぁぁぁぁぁ！？浮気じゃん！」


北山「え？」


浮気？


横尾「は？俺なんもしてないからな？」


かのん「違う！渉じゃなくて！！！」


横尾「じゃあ誰が」


かのん「A！」



北山「は？」


思わず声が出てしまった


かのん「ミツ先輩という男がいながらこれはない！！！」


北山「その言い方おかしいから、付き合ってないし」


そういって俺と横尾さんの前に何枚かの写真が投稿されたインスタを見せてきた


しかも数分前…



横尾「誰のインスタ？」


かのん「ユナちゃん、Aと同じ大学の」



ナオキが映ってる


ってことは前部室で話してた遊ぶって言うのこれのことだったのか、、？




かのん「しかもこの隣！！すごいイケメンな子！」



そう、俺もそいつに目がいってた



距離が、、、ちけえ、、、




横尾「北山先輩だいぴーーんち」


北山「あ？」


横尾「顔が怒ってますねー」


かのん「この子完全に狙ってるね」


横尾「うん、間違いなく狙ってる」


かのん「ころっといっちゃうかもなー」


北山「………2人してなにが言いたいんだよ」


横尾「早く告白しろって言ってんの」


かのん「まだしてないのがおかしいですよ！」


北山「うっせーなー、お前らに関係ないだろ」


かのん「北山先輩ってそんな消極的だったんですね
なんか意外でした、ちか先輩の時も自分からじゃないってきいてたけど、案外ダメなんですね」


横尾「割と真面目に、他の奴に取られても知らないよ？この隣のイケメン君みたいに狙ってるやつなんていくらでもいると思うけど？高校の時とは違う、みんながみんなAちゃんがお前のこと好きって知ってるわけじゃないんだから」



俺は2人にズタズタと言われ続けた

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