Only you3 (ページ33)

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北山「そこ突っ込んでくるのがAちゃんでしょ？
今までの勢いないなぁ笑」

あぁ、こういう時になんで

北山先輩は名前で呼ぶんだろう

そんなの泣いちゃう

A「だって、だって………」

北山「ん？」

A「先輩卒業したら、、もう会えなくなる

だから、あの輪にはいってちょっとしか喋れないなら、もう話さないほうがいいって思って……」

どうせなら、いっぱい話したい

最後の時間を、、無駄にしたくない

だからあの輪にははいっていかなかった

北山「そんなこと考えてたの？」

A「たくさん先輩と話したいから……」

本当に最後なんだなって思うと
涙は止まらなくて

北山「あーーーもう泣くなって
今話してんじゃん」

A「そうだけどっ、、、最後だもんっ」

北山「なに、Aちゃんはずっと俺に会わないつもりなの？」

A「へっ、、北山先輩？」

どういう意味だろう

北山「大学、、、俺と一緒のとこ来れば……
いいんじゃねぇーの」

A「えっ、でも…」

北山「来ないなら別にいいけど、俺に会えなくなるの嫌なんだろ？」

A「行く！先輩と同じ大学行く！」

そういうと、北山先輩は
くしゃっとした顔で笑ってくれた

あれ、、、

先輩

A「第二ボタン…………」

まだある

もう誰かにあげちゃったかと思った

北山「え？」

A「いやっ、なんでもないです」

どうして渡さなかったんだろう

誰かに