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北山side

昨日来てくれなかったAちゃんに声をかけてみたけど


A「北山先輩おはようございます…」

北山「いや、お前、暗すぎるだろ」


めちゃめちゃ暗い笑


A「大会…」

北山「次に向けて頑張るしかないだろ〜?
ほらほら、早くしねぇと遅刻するぞ?」

大会で負けて俺らと一緒で悔しい思いはしてくれてるんだろうけど、原因は他にもありそう。

家のこととか、だよなー



あんま足を踏み入れちゃいけないだろうから
話を切って
校門まで走ったけど


やっぱりいつものAちゃんでいて欲しかった

北山「あ!お前が応援来てくれてたら勝ってたかもよ?」

少し間があったけどいつものAちゃんの顔に戻って言葉を返してくれた

A「、、、な、なんですかそれ!!!
私のせいですか!?!?」

北山「そー、お前のせーい」

A「次からは全部応援いきますから!!!!」

北山「はは、楽しみにしてるよ」


そうそう、いつもみたいに笑っていてほしい
Aちゃんが元気じゃないと、俺もなんか元気でねぇから





Aちゃんとかのんちゃんとわかれてから教室に向かった

横尾「ミツおはよ、これからキャプテン頑張れよー」

北山「おうがんばるよ」

野球部は、、まだ勝ち続けてるもんな

キャプテンはまぁ横尾さんだろーな。







昼休みに横尾さんと弁当を食べてたら
廊下にちかがいることに気がついた

ちか…


ちか「あ、ごめん横尾くん宏光いる?」

横尾「ミツ〜ちかちゃん」

北山「どしたの?」

ちか「通り掛かったから!キャプテンになったんだよね!?これからもサッカー頑張ってね!」


言いにきたのがいちばんの目的じゃないんだな、、
通り掛かったから、ね…

キャプテンになったことも誰かに知らされたって感じするし、、、俺のことそんな興味ない、、?

ちか「宏光?」

北山「あ、ううん、なんでもないありがとがんばるよ」





横尾「なんかあった?」

北山「いや、なんでもない」

横尾「そっ」

北山「俺らは夏の大会終わっちゃったし、学祭楽しむわ〜」

横尾「そうしな〜」

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作者名:きぴ | 作成日時:2019年11月18日 7時

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