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なんの呼び出しかと思ったら留学しないかという物だった


先生「これだけ一年の中でできるのは高瀬しかないし
どうかな」

A「待ってください、わたしまだ入学して1ヶ月ですよ?友達もできたばっかりだし、せっかくの出会いを捨てたくないです」

先生「わかってるよ、それにいますぐにって言ってるわけじゃないんだ、早ければ夏、遅くて冬に行ってほしいんだよ」

A「でも……」

先生「高瀬、進路に国際系いれてたろ?
進学の時に有利になる、考えてみてくれないか
学校としても高瀬に行って欲しいんだ」

A「わかりました。少し考えます…」


多くの資料をもらい教室を出た

北山「お前まだ先生と話してたのかー」

あ、北山先輩……

留学してみたい気持ちはあるけど、、
今しなきゃいけないことじゃないしなぁ…



北山「ん?どした?なんか暗くね?」

A「え?いや、別になんでもないですよ!」

これは自分で決めなきゃ、家でじっくり考えよ


北山「まさか怒られてたとか?」

A「まさか、わたし優秀なんで!」

北山「自分で言うな笑」

キーンコーンカーンコーン


A「あ、じゃあ私戻るんで!また部活の時間に〜」

北山「今日も来るのかよ笑」

___________________


「ちかちゃん、俺と付き合ってください」

昇降口を出ようとするとすみの方で愛の告白の声が聞こえた。

興味本位ですこしのぞいてみると
そこにはちか先輩がいた

ちか「えっと、、ごめんなさい
気持ちは嬉しいんだけど、、」

「北山がいるから?それとも他に想ってる奴がいるから?」

他に想ってる人、、、?
 
ちか先輩、北山先輩と付き合ってるんじゃ、、

ちか「宏光がいるからだよ、だからごめんね」

「、、そっか。ごめんね時間もらっちゃって」



ちか先輩、、、北山先輩のこと、
どう思ってるんだろう……


ちか「盗み聞きー?」

A「うわぁ、ごめんなさい、あのたまたま声が聞こえて、その、、」

ちか「ははは、いいよ気にしなくて笑
あ、この前サッカー部のとこにいた子だ!」

A「あ、あの、ちか先輩、北山先輩以外に想ってる人がいるって…」

ちか「あー、あの人が言ってるだけだよ笑
たぶん会長のこと言ってるんじゃないかな、よく2人でいるから」

A「え、2人で、」

北山先輩、気にしないのかな…

ちか「そうそう、学祭のことで準備とかあってね〜」


ちか先輩初めて話すのに
こんなにフレンドリーに話してくれるんだ

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作者名:きぴ | 作成日時:2019年11月18日 7時

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