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「あ、戻ってきた。水分とった〜？」
A「うん、残りも頑張ろーね」
水分とったし休んだけど
やっぱりなんかふわふわするな
「ほんと午後ずっと外はきついよね」
A「うちの高校ガチだから、仕方ないよ笑」
「だね笑」
練習再開してから30分くらい経った頃
なんか、周りの音が……
「Aちゃん、大丈夫？」
視界もぼやけて、、きてる
A「、、ん、、ん」
「Aちゃん！？」
あれ、、、
声出てない？
ばたんっ
「Aちゃ……………ちゃ…！」
だめだ、、聞こえない…
私はそのまま気を失ってしまった
___________________
目が覚めると、目の前には白い天井
あれ、ここ保健室？
私どうしたんだっけ…
ガラガラッ
かのん「起きた？」
A「かのん、私どうしたの？」
かのん「戻ってから練習してる間に倒れたんだって」
横尾「ミツが保健室まで運んだの」
あぁ、いつも先輩と話してるメガネの先輩
ていうか、いまなんて、、
A「えっ。私北山先輩に運ばれたんですか！？」
横尾「そう、倒れてミツがすぐ保健室にぴゅーんって」
かのん「それでミツ先輩から横尾先輩伝いで私がきた」
横尾先輩って言うんだ
私めちゃめちゃ迷惑かけてるじゃん
A「迷惑かけてすみません、えっと、北山先輩って…」
かのん「ずっとここにいたみたいだよ」
えっ………
ダンスの練習あったはずなのにずっと？
横尾「ミツ、ミツ！」
北山「、、、っは」
えっ北山先輩いたの！？
かのん「ミツ先輩も寝ててどーするんですか笑」
北山「あっ。起きた？大丈夫？」
A「はい、ご迷惑おかけしてすみませんでした」
北山「ちゃんと休めよ、身体もたないだろ」
A「はい、気をつけます」
北山「ほら、送ってってやるから帰るぞ、立てるか？」
時計を見るとすでに5時をまわっていた
めっちゃ時間経ってるじゃん
A「立てます立てます」
北山「んで、家どっちだっけ？」
家…………
北山先輩には家知られたくない、、な
目でかのんに助けを求める
察してくれたのか、かのんが口を開いた
かのん「あ、先輩。わたしが一緒に帰るので大丈夫ですよ」
北山「でも、また倒れたらかのんちゃん1人じゃどうにもならないっしょ」
かのん「大丈夫です大丈夫！」
A「はい、私歩けますから。ほんと迷惑かけてすみませんでした。北山先輩と横尾先輩には感謝しかないです」
北山「そう、じゃあ気をつけて帰れよ」
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作者名：きぴ | 作成日時：2019年11月18日 7時
