RAIN (ページ2)

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玉森side

あれからゆきの尋問が続き
Aもミツのことが好きだと認め、盛り上がった
俺とゆきだけ笑

久しぶりに3人で食べるご飯は
やっぱ上手くて
楽しい時間はあっという間だった

A「あ～またゆき潰れちゃったね」

t「いいよ、俺の家泊まる予定だったし、タクシー使うから」

A「そう～」

t「そういえば聞いて欲しいことって？酒回る前に話さなかったってことは、ゆきにもあんま聞かれたくない感じ？」

A「あー、まぁ、そのー仕事のことなんだけどね」

t「そっか」

A「この前の会食の時に、本社に来ないかって言われた」

t「ほー！すげぇじゃん、本社ってことはさ出張もなくなるんじゃない？」

A「まぁそうなんだけど、仕事の量がもっと増えるし、今まで以上に休みなくなるんだよね、その分給料は上がるけど」

t「まだ決めてないんだ」

A「うんそう簡単に決められなくて、出張生活も慣れてきた感じあったし、お金に困ってるわけでもないし」

t「別に本社に行かなくても的な？」

A「うん、でもー、とりあえず２週間くらい本社で研修的なのやらせてもらって、それで決めようかなって」

t「うん、それがいいと思う」

A「取締役直々に言われちゃったし、真面目に考えなきゃなーって」

t「直々？それめっちゃ期待されてるじゃん」

A「なのかな？笑」

t「……………」

A「裕太どーした？黙っちゃって」

t「いやー、決めるのはAだから、俺がどうこういっても仕方ないけどさ？もし本社行ったらさー
会えなくなるんじゃない？」

A「そんなの私が裕太の家押し掛けるよ、ゆきもいるだろうし、飲めるっしょ？」

t「いやそうじゃなくて、ミツ」

A「なんで北山さん」

t「Aもバカじゃないから分かるでしょ、ミツがAのこと好きだって、ミツわかりやすいし」

A「それは…」

t「ミツはAが想いを寄せてるのを知ってるかはわからないけど？もし付き合ったら会える時間ないってしんどくない？」

A「なんで付き合うことになってるの笑」

t「つきあいたくないの？」

A「私からは言わないよ、迷惑かけるだけなの理解してるから。」

付き合いたいとかは明確には言わないのね笑

優しすぎるんだよAは

t「そっか、じゃあミツ次第だね笑」

A「あ、この話したからってなんか北山さんに言ったりしないでよ？」