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「さすがシゲ。しれっと薬を注入する力に長けてるね」
クスクスと笑いながら手越が話している中、増田は既に目をギラつかせメスを片手にしていた。
「…さっさと腹開けようぜ時間もない」
「はええよまっすー、一応消毒ぐらいしとこうぜ？この後変な菌に侵されちまったらまずいだろ」
軽く舌打ちしながらも「分かったよ」と呟いた。
「じゃあシゲちゃん、俺も消毒してくるからこっちも滅菌シートを掛けるなりしといてくれる？」
「ああ、分かった」
加藤が返事をすると、小山は増田とともに廊下へ消毒に向かった。手越は加藤とともに、棚から滅菌シートを取り出すと、手術台で横たわる錦戸の体にかけ始めた。加藤は消毒液で手術部を消毒した。一通りの準備はひとまず整った。
消毒を終えた小山と増田が、手術用のマスクと手袋をつけ手術室に入ってくる。
「じゃあさっさと始めるか」
「シゲと手越で道具を出してもらっていい？」
「うん、了解了解」
手越と加藤は小山らと同じように、滅菌手袋をつけると、器具台の近くへ移動する。
「んじゃあ、始めるか。鑷子とクーパー…そのピンセットとはさみみたいなやつ」
「俺も同じやつを」
増田は以前に医療ドラマに携わっていたため慣れたように専門用語を呼ぶと、増田と小山が手を差し出してくる。手越と加藤は慣れない手つきながらもなるべく急いで器具を渡す。
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美紅(プロフ) - はじめまして！！！これって仮面病棟のオマージュ作品ですか？！((o(｡>ω<｡)o))ﾜｸﾜｸ 更新頑張って下さい！！ (2018年2月10日 0時) (
レス) id: f33e2d98a0 (このIDを非表示/違反報告)
裕哉(プロフ) - 湖@清光可愛い！！！さん» ありがとうございます！ハイフンさんでも楽しめる小説でと言ってくださって嬉しいです(；＿；)応援ありがとうございます！今後ともよろしくお願い致します、、 (2017年11月26日 12時) (レス) id: 87c977f168 (このIDを非表示/違反報告)
湖@清光可愛い！！！ - 凄く迚面白いです！NEWSの皆と一緒に謎を解いている見たいで面白い！でも私ハイフン何ですよね。けどKAT-TUNファンでも楽しめる小説を裕哉さんは作ってるんですよね！凄過ぎです！更新頑張って下さい！応援してます！ (2017年11月22日 15時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕哉 | 作成日時：2017年9月18日 11時
