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突如、ピーピーと甲高い機械音が聞こえてきて、ひとつの機械がせわしなく赤いランプを点滅させている。
「なにこれ…？」
不安顔で手越が呟くとそれをなだめるかのように小山が手越の肩を抱く。だがそんな小山も少し顔が青ざめているようにも見える。
加藤はランプの点滅してる機器にそっと触れ、観察していた。
すると突然、増田が『腹を割って 真実を探せ』と呟いた。
急なことだったので驚いた表情を浮かべた3人だったがすぐに理解したように話し合いを始めた。
「腹を割るってことは、正直に包み隠さず全てを話すってことだよね？」
「まぁそうなるわな」
「でもさ、何の話か分かんないんだよな」
小山と加藤が暫く対談を続ける中、増田は黙ったように青いビニールシートに包まれた塊をぼんやりと眺めていた。
「まっすー？」
「ん、ああ。これ、開けた方がいいんじゃないか…ってな。どっちみちここにヒントがあるんならこいつも開けなきゃいけない訳だろ？」
その声に従うかのように手越はゆっくりとビニールシートを捲った。
「なにこれ………」
そこには、薄気味悪いピエロの仮面を被った人間らしきものが横たわっており、だらりと垂れ下がった四肢は手錠により拘束されている。また、下腹部には大きな手術痕のようなものがあり、誰が見ても気味の悪い光景だった。
「放っとく訳にもいかないよね」
「とはいえ、罠の可能性も高い。放っといた方がいいんじゃないか？」
「でも、『手術室に向かえ』ってことはなにかヒントがなきゃおかしいし、なにより、『腹を割って』の謎がまだ分かってないんだよ？」
罠だと豪語していた加藤だったが、それも一理あると踏み手越の考えに従うこととした。
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美紅(プロフ) - はじめまして！！！これって仮面病棟のオマージュ作品ですか？！((o(｡>ω<｡)o))ﾜｸﾜｸ 更新頑張って下さい！！ (2018年2月10日 0時) (
レス) id: f33e2d98a0 (このIDを非表示/違反報告)
裕哉(プロフ) - 湖@清光可愛い！！！さん» ありがとうございます！ハイフンさんでも楽しめる小説でと言ってくださって嬉しいです(；＿；)応援ありがとうございます！今後ともよろしくお願い致します、、 (2017年11月26日 12時) (レス) id: 87c977f168 (このIDを非表示/違反報告)
湖@清光可愛い！！！ - 凄く迚面白いです！NEWSの皆と一緒に謎を解いている見たいで面白い！でも私ハイフン何ですよね。けどKAT-TUNファンでも楽しめる小説を裕哉さんは作ってるんですよね！凄過ぎです！更新頑張って下さい！応援してます！ (2017年11月22日 15時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕哉 | 作成日時：2017年9月18日 11時
