ななじゅーく ページ34
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『なにも言わず連れ去ったのは申し訳ないな、とは思ってます。だけど、此れが前までのルールだったんです』
北「いや、謝らんくてええで。それがその世界のルールやろ?ならしゃーないな」
北さん…いい人過ぎる
『そう言ってもらえるとありがたいです。次は…さっきの土蜘蛛について、ですね』
北「すまんな。でも、ちょっと気になってしもうて…」
『さっきの土蜘蛛は元はこの近くの神社の神様の使いでした。ですがよからぬ者が瘴気を無理矢理取り込めさせて、土蜘蛛に。』
北「その蜘蛛はどこへ…?」
『元いた処へ帰しました』
北「そうなんか」
なら良かったと北さんは言う
『北さんの聞きたいことは此れぐらいですかね?』
北「あ、あとほんまに家柄だけでこんなことを言ってええんか?」
やっぱり、そんな知らないよね
『北さんって審神者の事、どれくらい知ってますか?』
北「付喪神を指揮し、歴史遡行軍と戦うぐらいやな」
『じゃあ、どうしたら審神者になれるか知ってますか?』
北「神社の子やろ?」
『違います』
北「そうなんか?」
『はい、詳しく言えば____
____神様の神気を、血を含んでいる者です』
北「つまり…」
『北さんにも審神者になれる資格があるんです。』
北さんは唾を飲む
『北さんには稲荷家本家の当主よりも色濃く含まれてるんです。怖いくらいに…』
Aの瞳には黒い三日月
『ねぇ、北さんは…いえ、信介さんは紬の力になりたいとは思いませんか?』
北「俺、が…紬の……?」
『はい』
北さんは少し微笑み
北「…ええで、なったる。そんで、紬を護ったる」
『良い心掛けです。北さん』
北「よろしゅう頼むわ。Aさん」
『此方こそです』
嗤いあう狐と兎
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のぞみ - 漢字とはいえ、名前被るの嫌です。悪女には変な名前でいいんじゃないかな。 (2020年6月24日 11時) (レス) id: 75d470a583 (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 三日月ー!あの変態から助けろください (2018年9月30日 9時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - 海月猫さん» コメント&いつも見てくださりありがとうございます!!更新頑張ります! (2018年9月26日 19時) (レス) id: af7aa39c45 (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2018年9月26日 18時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - 豆犬さん» そういってもらえて嬉しいです!更新頑張ります! (2018年9月18日 7時) (レス) id: af7aa39c45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:煌 | 作成日時:2018年8月24日 12時