紅の姫は愛される ー警察学校編ー

8話　鬼塚教官 ページ9

ザワザワ

ガラガラ

泉「鬼塚教場ってここね。」
『千冬と席はなれたぁ』
泉「後ろにいるけど？」
『あはは、確かに。』

えーっと、横の席の子は......

まだ来てなかった！！！！
女の子だといいなぁ....

私は窓側ですか...しかも一番前って.......
？「なぁなぁ、あんたがうちの隣の席の子？」
『へ？えっと...ここの席の人...ですか？』
？「うん！そうそう！あんたって主席の神楽はん？」
『うん！えっと...』
水「水無月華穂やで。」
『み、水無月さん...よろしくね！(ニコッ』
水「っ！///華穂でええわ。」


水無月華穂さんか......

なんか女王様みたいな名前だ......


？「ねぇねぇ、貴方ってうちの隣の席の子」
泉「え？あ、そうかも...」
？「あ、うち知ってんで、次席の泉千冬さんやろ？」
泉「えぇ、まぁ。」
仁「ごめんな、自己紹介遅れてもうたんやけど、仁科菜緒やねん。これからよろしゅうお願いします。」
泉「敬語外していいわよ。これからよろしくね。」
仁「ほんま！？嬉しい......ありがとさん」
泉「ねぇ、出身大阪？」
仁「うん、せやけど、そないに関西弁強かったりした？」
泉「うん、すごい」
仁「まじか....でも、貴方はハーフ？」
泉「あ、うん......」
仁「あ、嫌やった？すまんな、気持ち考えんと。
　 せやけど、きれいやで。その目も髪も。」
泉「ありがと....」
仁「ツンデレ？」
泉「違う！！！」
仁「ははは！」
泉「もぅ...」


千冬がほかの人としゃべってる！
保育園の時から男の人にはガン飛ばしてたり、女子にもたまに睨んだりしてたけど！

遊ばれてない？からかわれてない？
あーやばいやばいなんかやばい


水「どうかした？」
『あっ！いえ！なんでも...』
水「そう？ならええんやけどさ、あんまりぼーっとしてると困ることもあるさかいね。
　 気ぃつけたらええのに。それとさ、敬語外してええで。」
『わかったよ！これからよろしく、華穂！』
水「よろしゅう」

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