ΨBootis☆Y☆ (ページ24)

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遠距離すぎとか歳のこととか、俺の仕事のこととか…
色々ひっくるめて自信が無かった。

連絡を断つなら早い方が二人ともすぐに切り替えられるって思った。

別に聞き出すつもりは無かったけど、Aが話してくれた。

『でもね。全然祐也のこと忘れるなんて出来なかったの。
前に貰ったお皿もずっと置いたままだし。

さっき祐也を見つけた時も嬉しくて仕方なかった』

「ありがとうA。
俺もまたAと一緒にいれて、すっげー嬉しい」

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一緒にいれるだけで十分。

なんて思っていたけど、お互いの気持ちを確かめあって、もちろんそれで終わるわけなんか無かった。

しばらくソファでくっついて色んな話して、キスしてそこから止まんなくなって…

これまた大好きだった真っ白い布団の心地よい肌触りを感じながら目覚めた。

時差ボケと、それからAに会えた安心感からかそのまま眠ってしまったらしい。

「A？」

隣にいるはずのAはいなくて、名前を呼ぶと、足音が近づいてきてドアが開いた。

『祐也？
おはよ。もうすぐご飯できるからね』

ドアの向こうからいい匂いがしてくる。

「俺、どれくらい寝てた？」

『うーん…4時間弱？』

「そんなに？起こしてよー」

なんなら、忙しい時期の一日の睡眠時間と同じくらい寝ちゃったじゃん。

せっかくのAとの時間を無駄にしてしまった。

『なんか、すごく気持ち良さそうに寝てたから、起こしちゃ悪いなって…』

「全然、悪くないし。
よし。今ガッツリ寝た分、夜はもう寝ねーわ。
って、A。明日は仕事か」

『うん、仕事。
でも、一日くらい寝なくても大丈夫だよ？』

「なんてこと言うのよ」

ベッドに腰掛けてきたAを捕まえて、一緒に倒れ込む。

「Aはちゃんと寝なきゃダメ。
でも、いつもよりはちょっとだけ夜更かししてもらおうかな…」

この数時間で既に数えきれないほどしてるキスの回数をまた重ねる。

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夕飯は見覚えのある、餃子みたいなやつとピンク色のスープだった。