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<転びかけた時に支えてくれる>
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●らっだぁ
気まずい。気まずすぎる。
なんで俺こんなに大御所の実況者達の中にいるの?
「らっだぁさんと付き合ってるんですか!?」
「めっちゃ美形…」
「好き」
『その…ただの裏方ッス…、』
じりじりと近付いてくる。やめてくれ。
後ろに少しずつ少しずつ追い詰められる。
『ぅわ、』
何かに引っかかってしまった。まずい。コケる。
「ぅおっ…はい受け止めた」
『あざ、す…』
腰に手を回されて、片手は恋人繋ぎで引っ張られてて、まるで少女漫画─じゃなくて!
なんでこんな体制なんだよ?
『…ちょ、恥ずかしいから…離─』
「え〜?いいじゃん、俺ら
『…』
「えー!ほんとだったんだ!」
「うわ、取られた」
「は?Aは俺だけのなんだけど!?」
あぁ、もう。
らっだぁは俺を命より大切な物かのように力強く抱きしめてくる。恥ずかしいからやめてくれ!
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●ぐちつぼ
『…ぅえッくしっ!』
「おぉ、大丈夫か?」
『大丈夫…っす、、』
花粉じゃないか?なんて言われながら鼻を拭く。
窓をちゃんと締めに行こうと思い立ち上がる。花粉かな、本当に。
『…ぅ、』
「え?」
『ぅえッぶしゅっ!』
「おおお、マジで大丈夫?それ」
くしゃみが思ったよりもでかくてコケかけてしまった。花粉症かも。今年、花粉症になる人増えてるらしいし。
ってか。
何この体制。なんで後ろから抱きしめられてるの?なんかおかしくない?
『…しれっと抱きついてくるの辞めてもらっても?』
「……やだ」
めちゃくちゃいい匂いする。…もうちょっとこのまんまでもいいかも。
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●ぺいんと
久しぶりに来た京都旅行。しにがみさんはアスレチックに苦戦している。
「助けてー!!!!」
『頑張ってください』
俺は優雅にしにがみさんを見上げている。
「…Aさんも行ってこーい!w」
『う゛わぁっ!?』
…と思っていたのも束の間、トラゾーさんに背中を押された。
受け止めてくれたのはぺいんとさん。
『す、すんません…』
「A大丈夫?」
『なんとか』
真正面から俺を受け止めてくれたぺいんとさん。なんて優しいんだ。
「トラゾー気をつけろよ!」
「ごめんマジで」
…彼氏に惚れちゃう。
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ぴとさんありがとう
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るりあ - 3回目です。彼女も実況者でコラボとかもしてるんだけどリスナーには言ってなくて、配信でロすべらせてバレた。みたいなの出来ます?また2人でお願いします (4月15日 22時) (レス) id: 6f4f9d6d83 (このIDを非表示/違反報告)
ISIDA_DER(プロフ) - るりあさん» 了解です (4月13日 20時) (レス) id: f2603691a2 (このIDを非表示/違反報告)
るりあ - ゴメンなさいおかしくなってます! (4月12日 11時) (レス) id: 6f4f9d6d83 (このIDを非表示/違反報告)
るりあ - ありがとうございます!この2人が推しなのでめちゃくちゃ嬉しいです!もう2回目ありなら配信凸で彼女バレみたいなのって出来ますか?できればまたこの2人でお願したいです! (4月12日 11時) (レス) id: 6f4f9d6d83 (このIDを非表示/違反報告)
るりあ - ありがとうございます!この2人が推しなのでめちゃくちゃ嬉しいです!もう2回目ありなら配信凸で彼女バレみたいなのって出来ますか?できればまたこの2人でお願したいです!(長丈失礼しました) (4月12日 11時) (レス) id: 6f4f9d6d83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ISIDA_DER | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2024年3月3日 1時